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酸梅汤

12年8月7日~8月13日

【酸梅湯】酸梅湯(スァンメ イタン)は、酸味と甘みが口当たり良く、通常夏に冷やして飲用しています。酸梅湯の調合は清朝の宮廷で始まり、油を分解する烏梅、痰を鎮めるキンモクセ イ、解毒 と皮膚に良いカンゾウ、脂分を減らすサンザシおよび肺の粘膜を潤す砂糖で作り。乾隆皇帝(1711-1799)や清末の慈禧太后(1835-1908)が 愛用したことから宮廷内から次第に民間にも伝わり、今では暑さをしのぐ定番清涼となりました。酸梅には豊富な有機酸があり、中でもクエン酸には乳酸を抑制 し、疲労回復・体力回復の効果があります。その他、酸梅には強い抗菌作用があり、消化を助けるだけでなく、食欲を増進し、胃腸の働きを整え、さらに虫下 し・下痢止め の効果もあります。夏の盛りに酸梅湯を飲用すれば、水分補充にもなります。酸梅湯はアルカリ性で、肉類などの酸性食物を食べすぎたあとに飲用すると、体内 の血液バ ランスが保たれます。家庭で作る際には漢方薬店にて烏梅を購入、水に浸した後、サンザシ・カンゾウ・キンモクセイ・氷砂糖などと一緒に煮込み、冷やして飲 用します。

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効    能

●慢性の下痢、胃腸全般に有効
ウメの基本的な効能としては、食中毒や細菌性による下痢などに効く抗菌作用、水虫などの真菌(カビ)を殺す作用、食物アレルギーや急性ジンマ疹に効果を発 揮する抗アレルギー作用などが知られています。また、特に慢性の下痢、嘔吐、胸やけ、食欲不振に有効で、広く胃腸病全般に応用されています。さらに、体力 増強、疲労回復、慢性のせき、微熱にも応用され て効果を上げています。
青梅の青酸配糖体(軽い中毒症状を引き起こす成分)の害をなくすためにさまざまな加工法を考案し、安心して食べられるように工夫した中で最もポピュラーな 加工法がウメの塩漬け「梅干し」です。そのほか、「梅酒」、「鳥梅」、「酸梅湯」、「梅肉エキス」など、いずれも梅の基本的な性質と効能をうまく発揮でき るように加工されています。特に梅干しは防腐・殺菌作用と整腸作用、疲労回復作用などにすぐれ、江戸時代から旅行には欠かせない携帯食品としてとり入れら れてきました。食あたりには もちろん、疲れて下痢を繰り返すような場合には最適です。

●神経痛、不眠症、暑気あたり、肩こりにも効果
そのほかウメには、胆石による痛みをしずめたり、口内炎の痛み、神経痛の苦痛をやわらげたりする慟きもあります。また、不眠症、暑気あたり、肩こりなどにも効果を発揮します。

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入 れ 方

1. 烏梅とサンザシは軽く洗って、1時間水に浸します。
2. 強火で沸騰させた後、とろ火で30分~1時間煮込みます。
3. 火から下ろしたらすぐキンモクセイを入れ、すぐフタをして冷めるまで置く。
4. 3を濾して保存ビンに入れ、冷蔵庫で冷やしておく。

*好みで3~4倍くらいに薄めて飲んでください。
炎天下の外出から帰ってきて、冷蔵庫に直行するこの楽しみ。