中国ビジネス向けコラム-中国で銀行口座を作る

 

“池袋中国語コラム”とは・・・

中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国赴任や出張などビジネス向けの方にお勧めの情報・ノウハウを提供しています。

【中国で銀行口座を作る】

中国資本の銀行の日本支店で、口座開設したりカードを作るのは簡単です。しかし日本で作った中国の銀行カードは、日本国内でしか利用できないません。中国で使える銀行口座を開設する事は、日本人でも可能ですが、2019年現在では数年前に比べて格段に難しくなりました。

確実に中国国内で日本人が銀行口座を開設するには、外国人居留証の提出を求められるようになりました。外国人居留証は、中国国内で1年程度の滞在が可能なビザを持っていないと申請できません。この1年程度の就労や業務に関するビザを取得する際に点数制が取られている事や、領事館の裁量権で決められるために取得が難しくなりました。留学ビザに関しても、短期留学では発行されないため、1年以上の長期理由学者でなければ発行されません。中国で銀行口座を開く時に必要な書類は、外国人居留証だけでなく、パスポートや国内で使用可能な携帯電話などの電話番号や納税者番号や国内の現住所やカード発行にかかる手数料を現金で用意する必要があります。

中国の銀行口座を開くには、次のような流れで行います。まず銀行に置かれている口座開設の申し込み用紙を入手して記入します。その時にネットバンキングを利用したい時には、中国語で書かれているネットバンキングの項目にチェックを入れておく必要があります。外国人居留証などの必要書類を提示して用紙を窓口に提出すると、6桁の数字の暗証番号を決めるように言われます。その後に携帯電話に本人の認証コードが送られて来るので、その場でそのコードの番号を伝えると本人確認が終了します。銀行口座が出来たら、ほとんどの銀行では現金を入れるように要求されます。最後に銀行カードを渡されて、口座登録手続きが終了します。ネットバンキングを利用したい時には、スマートホンやPCで公式ホームページでアカウントを使ってログインできます。ネットバンキングを始めて使う時のアカウントを作る時には、銀行のカードの番号が必要です。

 

 

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