中国ビジネス向けコラム-中国株式市場

 

“池袋中国語コラム”とは・・・

中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国赴任や出張などビジネス向けの方にお勧めの情報・ノウハウを提供しています。

【中国股票市场】(Zhōng guó gǔ piào shì chǎng)

中国の経済は急成長を遂げ、今や中国市場に投資しない手はないとまで言われているほど重要な地位を占めるようになりました。中国市場は大きく分けて香港取引所と上海証券取引所、深圳証券取引所の3つに分けることができます。その概要を見てみると、H株とレッドチップなどの項目があるのですがこれらはどのような意味なのでしょうか。H株とは、中国の法律に基づいて登記をし株式を管理している国の機関の許可を得て上場している会社のことです。H株の「H」とは香港取引所のことで、上海や深圳の取引所では用いられない項目と言えます。また、レッドチップとは中国に事業資産を有している海外登記企業でかつ香港に上場しているものを言います。これも香港取引所のみ見られる項目です。時価総額については3つの取引所に共通する項目ではありますが、それぞれ数値が違うため中国株を購入しようと思っている人は注意深く見る必要があります。

日本には多くの証券会社がありますが、すべての会社で中国株を取り扱っているわけではありません。せっかく口座を開設しても、自分の購入したい株式に対応していないことも少なくありませんので事前にしっかりと確認をするようにしましょう。日本の株式市場もそうですが、基本的に市場が開いている時間は決められており中国市場は日本時間10時30分から13時と14時から17時までとなっています。購入の仕方としては、日本のものを購入する場合と大きく異なることはないため、ある程度経験のある人は問題無く対応することができます。アメリカに次ぐ成長率を誇るとも言われている国で、場合によっては急激に値を上げたりあるいは下げる可能性があるのです。さらなる成長が期待できるからといって、とにかく購入しやすい価格だからと情報を仕入れずに買い注文を出してしまうと、大きく損をしてしまうかもしれません。そのため、しっかりとその会社の業績などをチェックしてから注文を出すようにしましょう。

 

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