成语故事【望梅止渇】

 

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望梅止渇(wàng méi zhǐ kě)

 

こんにちわ、今週も「中国故事成語」を一つ紹介します。三国志で有名な曹操の逸話から来る成語ですが、私も小学生の時にこの話を始めて見たのを今でも覚えています。

成语故事系列【望梅止渇】

三国时代,曹操带领兵马去攻打敌军张绣。

时值盛夏,烈日当头,热浪熏人。

一路上都是荒山秃岭,方圆数十里既无人烟也无水源。

将士们想尽了办法也找不到一滴水。

大家都无水喝,一个个筋疲力尽,不断有人倒下。

曹操心急如焚,策马奔上一个山岗,看看远处有无水源。

可是干裂的土地一望无边,怎么办呢?

曹操终于想了一个办法。

将士们,告诉大家一个好消息。翻过这片山岗,有一大片梅林,树上挂满了又酸又甜又大的梅子。

士兵们一听,想起了梅子的酸甜味,不禁生出了口水,精神一下振作起来。

梅林就在前面。

他们终于走出了干旱地区,到了有水的地方。

望梅止渇 (2)

四字熟語シリーズ「梅を望みて渇きをいやす」

 

三国時代、曹操は軍を率いて敵である張繍を攻めに行った。

真夏の太陽の下、熱風が人々を炙っているようだ。

通るのは禿山ばかりで、周囲数十キロ四方には、人影も水も全くない。

兵士たちがどんなに探しても一滴の水すら見つからなかった。

みな水がなくなり喉が渇き、それぞれ疲労で力尽き、倒れる者が後を絶たなかった。

曹操は気が気ではなく、馬を走らせて近くにある岡の上の頂上に上り、遠くを眺めて水の在処を探った。

しかし干からびてひび割れた大地がどこまでも続くだけである。どうしたらよいだろう?

曹操はついにあるアイデアを思いついた。

「皆の衆、良い知らせだ!」

「この丘を越えたら、大きな梅林がある。甘酸っぱくて大きな梅が、木にいっぱいなっているぞ!」

兵士たちはこれを聞き、梅の甘酸っぱさを思い浮かべると思わず唾が出て、元気を取り戻した。

梅林はすぐ目の前にあった。

彼らはついに乾燥した大地を抜け、水のある場所まで辿り着いた。

 

 

「望梅止渇」

用其他的代替品,暂时撑过眼前的困难。

一時的に別のものを用いて、その場をしのぐこと。

 

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