成语故事【熟能生巧】

 

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中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。

熟能生巧

 

今週も「中国故事成語」シリーズです。今回はどんなことでも練習を積めばコツが分かり上達できるという言葉です。それでは本文を見てみましょう!

成语故事系列【熟能生巧】

从前有个叫陈尧咨的人,箭术精良,他常夸耀自己的本领。“哈,哈,哈,我的箭术没人比得上。你们有谁愿意跟我比比看吗?”

“师父,您实在是太高明了,我们怎么比得上你呢!”这些想从陈尧咨那儿学得箭术的年轻人,每天都说些恭维他的话。

有一天陈尧咨带着徒弟在院子里练习射箭,有一个卖油的老翁正好走过,便停下来看。

陈尧咨一连发出十支箭,每支都正中红心。徒弟们在旁边叫好,陈尧咨对老翁说:“你看怎么样?”那老翁只微微点头,并不叫好。

“年轻人,你的箭术不值得夸耀。”

“老头儿,不服气就比划比划。”

“射箭的本领我没有,让我倒油给你们看看。”

“倒油谁不会?”

老翁拿了一个葫芦放在地上,在葫芦口放了一枚有孔的铜钱。舀了一勺油,油勺一歪,油从钱孔流入葫芦里,一点儿没沾到铜钱。

老翁说:“这也是一种平常的技术罢了,也就是熟能生巧的道理啊!”

熟能生巧 (3)

熟語シリーズ「熟は巧みを生む:習うより慣れろ」

昔、陳堯咨という人がいました。彼は弓術が得意で、しばしば自分の腕を自慢していました。「ハッハッハ、俺の弓術は誰にも負けないぞ、勝負したいヤツはいるかい?」

「先生は本当に凄すぎます、私たちなんてはるかに及びません!」陳堯咨から弓術を習いたい若者たちは、毎日のように彼にお世辞を言いました。

ある日、陳堯咨が弟子を連れて庭で弓術を練習していると、通りがかりの油売りの老人が足を止め、見物し始めました。

陳堯咨は立て続けに10本の矢を放ち、どの矢も的のど真ん中に命中しました。弟子たちが賞賛の声をあげるなか、陳堯咨は老人に尋ねました、「いかがでしたか?」

しかし老人は小さく頷くだけで、賞賛はしませんでした。

「若者よ、お前の弓術は自慢するほどのことではない」

「じいさん、不服なら勝負しようじゃないか。」

「矢を放つ技はできんが、油を注いで見せよう。」

「油を注ぐのは誰にだって出来るじゃないか」

老人はひょうたんを床に置き、ひょうたんの口に穴のある銅貨を一枚載せました。それから油をひとすくいし、柄杓を傾けると、油はみるみるうちに銅貨の穴を通ってひょうたんの中に注がれました。銅貨には少しも油がつきませんでした。

老人は言いました。「これもただの技術に過ぎん、熟練が巧みさを生むということわりじゃ。」

 

 

「熟能生巧」(熟は巧みを生む:習うより慣れろ  )

这个成语说明不管做什么事情,只要勤学苦练掌握规律,就能找出许多窍门,干起来得心应手。

どんなことをやるにしても、練習に励んでやり方を知れば、必ず多くのコツが見つかり、上手にこなせるようになるということを表現する言い方です。