成语「尔虞我诈」

 

“池袋中国語コラム”とは・・・

中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。

【尔虞我诈】(er3 yu2 wo4 zha4)

春秋中期,楚国的实力很强,楚庄王不把周围的小国放在眼里。有一次,他派使者外出,故意指示使者在经过宋国时不要向宋国借路。宋文公觉得这是一种侮辱性的举动,下令抓住楚国使者,斩首示众。楚宋两国因此进行了持续一年之久的战争,最后双方都精疲力竭。最后签订盟约,盟约上有一句话:“我无尔诈,尔无我虞(我不再欺诈你,你也不要在欺骗我)”。后来就演变成“尔虞我诈”这个成语。

释义:比喻互相之间勾心斗角,玩弄花招。

例句:人与人之间要以诚相待,绝不能尔虞我诈,相互欺骗。

【尔虞我诈】・・・互いに欺き合う

物語:春秋の中期、楚国の力は強く、楚の庄王は周りの小国など眼中になかった。ある日、彼は使者を派遣したが、宋国を通る使者にわざと道を通過する許可を得ずに宋国の道を通させた。宋の文公はこれは侮辱的な行為だと思い、楚国の使者を捕える命を出し、見せしめのために首を切った。楚と宋の両国はここから一年余り続く戦争を続け、その後、双方とも力が尽き果てた。最後の停戦の盟約をする際にこんな一文があった。「我无尔诈,尔无我虞」(私はあなたを騙さないので、あなたも私を騙さないでください)。その後、「尔虞我诈」という成語に変わっていった。

意味:互いに(勾心斗角)腹を探り合って暗闘すること、悪だくみをすることを例える。

例:人と人が誠実に接し、決して(尔虞我诈)互いに欺き合ってはいけない。