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Category Archives: 池袋校中国語コラム

おすすめ中国語映画【飞越老人院】

 

“池袋中国語コラム”とは・・・

中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国語学習者にお勧めの中国映画をご紹介します。映画を見ることで中国に対する歴史や文化などの理解が深まるとともに日常的に使える中国語表現をたくさん学ぶことができます。気になる映画はぜひチェックしてみてください。

 

中国についてよく分かる傑作映画10

社会問題・都市と地方・生活様式の違い

今回は主に、文化大革命以降の歴史、社会問題、現代中国の生活様式や食文化の違いに関する映画をご紹介いたします。急速に発展を遂げた現代の中国を知る上で、文化大革命以降の歴史は非常に重要です。

また社会問題では、現代において非常に身近で複雑なテーマを扱った映画をご紹介させていただきます。時には目を覆いたくなるような場面もございますが、ぜひ最後までご覧下さい。

【飞越老人院:2012年】(Fēiyuè lǎorén yuàn)

2012年製作/104分/中国邦題:グォさんの仮装大賞

東京国際映画祭(2012)アジア映画賞スペシャル・メンション

ドーハトライベッカ映画祭(2012)観客賞 

監督:张杨(Zhāngyáng)

主演:许还山(Xǔháishān)、吴天明(Wú tiānmíng)、颜丙燕(Yánbǐngyàn)

 

高齢者養護施設を飛び出し、仮装番組に出演した人々のハートフルコメディです。

中国の高齢者養護施設で暮らす人々と、その家族との事情がよく分かる作品です。

 

この高齢者養護施設で暮らす人々は家族とのさまざまな問題を抱えています。

友人、周(Zhōu)を頼って、高齢者養護施設を訪れた葛(Gé)もその一人でした。

息子との確執で、孫の結婚式にも招いてもらえなかった葛。

ここで暮らす人々は人生に後悔し、家族との関係がうまくいかず孤独を感じています。

まさに中国の家族問題について考えさせられます。

でもそれだけではありません。

周がみんなに呼びかけ、天津で行われる仮装番組に出演することにしたのです。

みな生きがいを見つけ、生き生きと練習に励みます。

その過程には怪我をしたり、家族の反対に合ったり、様々な困難がありました。

しかしそれでも諦めず、高齢者養護施設を脱出します。

バスに乗って天津へと向かう過程で、ピクニックをしたり、遊牧民のゲルで食事を振る舞ってもらったり。

それは周の、まさに笑って最後を迎えたいという願いそのものでした。

家族との確執や金銭問題、高齢者養護施設の満室状態など、日本でも問題となっている中国の高齢化問題について考えさせられる作品です。

 

この映画に出演している俳優は、中国の名だたる名優ばかりです。

70代、80代の名俳優たちの存在感に圧倒させられます。

 

越老人院』予告編

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おすすめ中国語映画【最爱】

 

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中国についてよく分かる傑作映画10

社会問題・都市と地方・生活様式の違い

今回は主に、文化大革命以降の歴史、社会問題、現代中国の生活様式や食文化の違いに関する映画をご紹介いたします。急速に発展を遂げた現代の中国を知る上で、文化大革命以降の歴史は非常に重要です。

また社会問題では、現代において非常に身近で複雑なテーマを扱った映画をご紹介させていただきます。時には目を覆いたくなるような場面もございますが、ぜひ最後までご覧下さい。

【最爱:2011年】(Zuì ài)

2011年製作/100分/香港、中国
邦題:最愛

ローマ国際映画祭(第6回)個性的女優賞

監督:顾长卫(Gùzhǎngwèi)
主演:章子怡(Zhāngziyí)、郭富城(Guōfùchéng)、陶泽如(Táozérú)

 

中国で、一つの村ないし複数の村の数十世帯で数十人、ひいては百人以上の人々がエイズウイルス(HIV)に感染しました。
これらの村は「エイズ村」と呼ばれています。
映画の舞台となった河南省の山奥、娘娘廟は「エイズ村」でした。
この「エイズ村」の感染のルートは献血と輸血です。

中国の地方当局が一九九〇年代、貧しい農民に輸血用の有償献血を奨励した「売血」政策により、多くの村民がHIVに感染しました。
売血所では、経費節減のため、採血に使う注射針の使い回しが行われたほか、設備も衛生情況も基準に達していない不法のものでした。
さらに規定された手順どおりに作業していない成分献血がHIVの蔓延を助長しました。

これらのHIVの農村での大流行は貧困によるものです。
一部の村では、血を売ることによって生計を立てている者もいました。
現在、中国政府は医療支援などを行っていますが、未だ十分な支援を受けることができない村もあります。

この映画では目を覆いたくなるような現実が、そのまま描かれています。
映画の始まり方も容赦ありません。
この物語は、ある少年が毒リンゴを食べ亡くなってしまうことから始まります。
毒リンゴは少年の父を恨みに思う村人によるものでした。
少年の父は村で売血を斡旋し、不潔な注射針の使いまわしでHIVを蔓延させた男だったのです。

実は、この父の弟である赵得意(Zhào déyì)も売血によりHIVに感染していました。
この物語は、同じように売血によりHIVに感染してしまった商琴琴(Shāng qín qín)と得意を中心に描かれています。
二人の恋愛を中心に物語が展開しますが、その過程にはHIVへの差別や、村の貧困や無知が描かれています。
この映画は度重なる内容の手直しと上映延期の結果、愛情物語がメインになってしまったという前評判だったのですが、実際に見ていただければ分かるように、二人の恋愛物語というだけではありません。
二人が最後まで人間らしく懸命に生きる姿から、より一層この問題の深刻さ、そして憤りややるせなさを感じます。

 

『最爱』予告編

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成语「同甘共苦」

 

“池袋中国語コラム”とは・・・

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【同甘共苦】(tóng gān gòng kǔ)

战国时,燕国被齐国打败,燕昭王决心复仇。为了使国家强盛起来,他重用贤士,同时昭王还重视农业生产,和百姓们同甘共苦,积极奋战。经过20多年的努力,燕国终于变成一个强大的国家。昭王起兵攻打齐国,取得了辉煌的胜利。

释义:共同享受幸福,一起承受苦难。

例句:生活再艰辛,爸妈同甘共苦地走过这么多年,也没有一句怨言。

【同甘共苦】・・・苦楽を共にする

戦国時代、燕国は斉国に敗れ、燕の昭王は復讐を決意していました。国を強く豊かにするために、賢人を積極的に登用し、同時に昭王は農業生産を重視し、燕の人々と共に苦難を分かち合い、精力的に戦ってきた。20年の努力の末、燕国は強大な国家へと変わっていた、昭王は斉国へ攻めるために出兵し、栄光の勝利を得た。

意味:共に幸せを分かち合い、共に苦難を味わうこと。

例文:どんなに生活が苦しくても、父母は何の不満も漏らすことなく、同甘共苦乗り越えてきた。

おすすめ中国語映画【亲爱的】

 

“池袋中国語コラム”とは・・・

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中国についてよく分かる傑作映画10

社会問題・都市と地方・生活様式の違い

今回は主に、文化大革命以降の歴史、社会問題、現代中国の生活様式や食文化の違いに関する映画をご紹介いたします。急速に発展を遂げた現代の中国を知る上で、文化大革命以降の歴史は非常に重要です。

また社会問題では、現代において非常に身近で複雑なテーマを扱った映画をご紹介させていただきます。時には目を覆いたくなるような場面もございますが、ぜひ最後までご覧下さい。

【亲爱的:2014年】(Qīn’ài de)

2014年製作/130分/G/中国・香港合作
邦題:最愛の子

チャイニーズアメリカン映画祭(第10回) 最優秀女優賞
中国映画監督協会賞(第6回)特別審査員賞
金鶏奨(第30回)最優秀助演男優賞
チャイニーズ・シネフィリアアワード(第4回)最優秀女優賞
北京大学学生映画祭(第22回)最優秀作品賞、最優秀女優賞
香港電影評論学会大奨 推薦映画(第21回):最優秀女優賞、最優秀脚本賞
ゴールデン・フェニックス・アワード(2015年)最優秀主演男優賞
香港電影金像奨(第34回)最優秀主演女優賞
東京フィルメックス(第16回)観客賞  等

監督:陈可辛(Chénkěxīn)
主演:赵薇(Zhàowēi)、黄渤(Huáng bó)、郝蕾(Hǎolěi)、朱东旭(Zhūdōngxù)、周品睿(Zhōupǐnruì)

 

 

この物語は実際に起こった事件を基に作られています。

中国では年間20万人の子どもが行方不明になっています。

中国で1年間に立件される子どもや女性の誘拐事件は約2万件で、1日平均50件です。

「人贩子(Rénfànzi)」という、子どもをさらって売り飛ばす誘拐犯を指す言葉がある程、中国では児童誘拐や人身売買が身近な問題です。

このように中国で誘拐が多発する背景には社会保障制度の未成熟と、一人っ子政策の影響があります。

民間研究機関の調べによると、内陸部の農村住民が受け取る年金は月120元程度で、都市部会社員の約20分の1しかないようです。

貧しい地域ではさらに半額の月約60元程度で、医療保険なども不十分だそうです。

そうした農家が、一人っ子政策の影響もあり、後継ぎに恵まれなかった場合、やむを得ず、老後の暮らしを支える働き手として子どもを買い求めるのだそうです。

この映画では深圳で誘拐された3歳児、田鹏(Tián péng)が誘拐され、3年後に農村で発見される物語です。

田鹏は誘拐犯の妻、李红琴(Lǐhóngqín)を母として慕っており、実母のことを覚えていません。

同じ場所で暮らしていた妹も実子ではないとされ、養護施設に送られます。

しかし子どもにとっては、たとえ実母ではないとしても红琴のことが忘れられません。

それは红琴にとっても同じことでした。

児童売買の罪深さ、さらには被害者の弱みに付け込んだ詐欺行為の卑劣さなど、被害者の家族たちの苦悩から、この問題の悲惨さに胸が打たれます。

ただしこの映画はそれだけではありません。

加害者とされる誘拐犯の妻でもあり、子どもたちの親でもあった红琴のやるせない思いも描かれています。

誘拐された子どもだということを知らなかった红琴の立場からしてみれば、ある日突然子どもを奪われてしまった悲劇でもあるのです。

この映画は、まさに中国の根深い社会問題について雄弁に語ってくれています。

 

監督、陈可辛は、中国・香港・台湾のアカデミー賞と呼ばれる3つの映画賞において最優秀監督賞を受賞した唯一の映画監督です。

また香港の映画監督としては初めて中華文化の発展に貢献した人物に贈られる名誉賞「中華文化人物」(2014年)を授与されたほか、釜山国際映画祭(2014年)にて、アジアを代表する監督・俳優に贈られるアジアスターアワード特別賞を受賞するほど、中国だけでなく世界的に有名な映画監督です。

 

亲爱的』予告編

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おすすめ中国語映画【团圆 Apart Together】

 

“池袋中国語コラム”とは・・・

中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国語学習者にお勧めの中国映画をご紹介します。映画を見ることで中国に対する歴史や文化などの理解が深まるとともに日常的に使える中国語表現をたくさん学ぶことができます。気になる映画はぜひチェックしてみてください。

 

中国についてよく分かる傑作映画10

社会問題・都市と地方・生活様式の違い

今回は主に、文化大革命以降の歴史、社会問題、現代中国の生活様式や食文化の違いに関する映画をご紹介いたします。急速に発展を遂げた現代の中国を知る上で、文化大革命以降の歴史は非常に重要です。

また社会問題では、現代において非常に身近で複雑なテーマを扱った映画をご紹介させていただきます。時には目を覆いたくなるような場面もございますが、ぜひ最後までご覧下さい。

【团圆 Apart Together:2010年】(Tuányuán)

2010年製作/97分/中国
邦題:再会の食卓

ベルリン国際映画祭(2010)銀熊賞(最優秀脚本賞)

監督:王全安(Wángquán’ān)
主演:由卢燕(Yóu lú yàn)、凌峰(Líng fēng)、徐才根(Xúcáigēn)

 

中国と台湾の関係、食文化、上海、立ち退き問題、婚姻制度について、よく分かる作品です。
「中国と台湾の分断」というテーマで、生き別れた夫と妻との再会を描いています。

1949年、国民党が台湾に撤退して以来、長い間中国と台湾は分断されました。
そして多くの国民党兵士の家族が本土に取り残され、数十万世帯が生き別れになりました。
この物語は、そうして生き別れてしまった家族の再会を描いています。

1987年、規制が緩和され、台湾当局は退役軍人の本土帰省を許可しました。
この映画では、台湾老兵帰郷団として帰省した台湾老兵と、上海に住む妻との実話を元にしています。
監督自ら3か月間、ある家族を取材したそうです。

台湾に渡った夫、刘燕生(Liúyànshēng)と、上海に残った妻、乔玉娥(Qiáoyù’é)との会話は、まさに生き別れてしまった夫婦の軌跡です。
「逃亡すれば銃殺、泳いで本土に戻ろうと大勢の人が海に飛び込んだが、誰も戻ってこなかった」、そう語る燕生に、玉娥は「文化大革命という時代を、子どもを抱えた国民党軍兵の妻が生き延びられただけで幸福」と自身のことについても話し始めます。
話しているうちに一途にお互い想い続け、今でも両想いでいることが分かります。
しかし例えかつて二人が夫婦だったとしても、そしてどんなにお互い二人で一緒に暮らすことを望んだとしても、もはやそれは二人だけの問題ではなくなってしまいました。
大反対する子どもと、一緒に苦労をともにした夫を残して、自分の気持ちをただ優先させることはできません。
結局、踏み切れずに選択した玉娥のその後は、まさに今の中国の家族の問題を象徴しています。


この映画では「食卓」も重要なテーマとなっています。
この作品では家族が食卓を囲んで一緒に食事をするシーンが何度も出てきます。
この食卓のシーンで、最初は穏やかに話していても、一緒に食事をしていくうちに、徐々にお互い激しい感情を見せていきます。
これは中国でも東北人特有の感情表現で、会話や食事を何度も重ねていくことで感情が表しやすくなるのだそうです。
このように食卓の場面から、感情表現の表し方や特徴なども見ることができます。
また中国では日本以上に一家全員で食卓を囲むことを大事にしています。
それにも関わらず最初は賑やかだった食卓も映画が進むにつれて、閑散としていきます。
この食卓の場面から、親子関係の変化や家族の在り方について考えさせられます。
また食卓には、あらゆる家庭料理が並べられています。
お客さんを歓迎するために出す蟹やお酒等、上海の食文化についても学ぶことができます。

この映画では、他にも上海の街並みがよく分かります。
現代の中国を象徴する街でもある上海。
世界でも類をみない程の速さで発展していく大都市でありながら、古い街並みも依然として残っています。
また貧富の差も極端で、驚くほど裕福な人もいれば、助けが必要な人もいます。
そんな上海のリアルも作品から感じることができます。
映画で取り上げられた家族が住んでいる場所は、上海の中でも古い建物が多くひしめき合った路地にあります。
立ち退きを命じられ、じきに新しく建てられている高層ビルに引っ越す予定です。
そんな開発が進む上海の今を象徴したような場面があらゆる場面で取り上げられています。

 

团圆 Apart Together』予告編

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成语「螳臂当车」

 

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中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。

【螳臂当车】(táng bì dāng chē)

灵公的儿子蒯瞆,脾气暴躁,任意杀人。卫灵公想请名士颜阖做儿子的老师。但是蘧伯玉告诉颜阖一个故事:有一次我乘车外出,看见路中央有只螳螂,举起两只前爪想阻挡马车前进。但它根本不知道自己的力量做不到这一点。你想一想,你触犯了蒯瞆,就如同螳螂当车。颜阖听了,便决定离开卫国,以免惹祸。

释义:螳螂举起前肢,想阻挡车辆前进。比喻自不量力。

例句:你想阻止公司上层的决定,就是螳臂当车啊。

【螳臂当车】・・・蟷螂の斧(身の程知らず)

衛霊公の息子蒯瞆は、気性が荒く、気ままに人を殺してしまいます。衛霊公は、息子の先生として有名な学者の颜阖を雇いたいと考えておりました。しかし、颜阖に蘧伯玉は「馬車に乗って私が出かけようとしたとき、道の真ん中にいたカマキリが前足を2つ挙げて馬車の進行を妨げようとしておりました。しかし、そのカマキリは自分の力だけでは進行を妨げることができないとは全く思っておりません。」とお話を聞かせました。考えてみてください。蒯瞆を怒らせてしまったら、カマキリと同じようになります。颜阖は、災いから身を守るために、衛を離れることにしました。

意味:カマキリが前肢を挙げて車の進行を妨げようとする。自分の力をわきまえない、身の程知らずという比喩。

例文:会社の上層部の判断を止めようとするのは、まるで螳臂当车のようだ。

おすすめ中国語映画【向日葵】

 

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中国についてよく分かる傑作映画10

社会問題・都市と地方・生活様式の違い

今回は主に、文化大革命以降の歴史、社会問題、現代中国の生活様式や食文化の違いに関する映画をご紹介いたします。急速に発展を遂げた現代の中国を知る上で、文化大革命以降の歴史は非常に重要です。

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【向日葵:2005年】(Xiàngrìkuí)

2005年製作/132分/中国
邦題: 胡同のひまわり

サンセバスチャン映画祭(2005)最優秀監督賞、最優秀撮影賞

監督:张杨(Zhāngyáng)
主演:张凡(Zhāng fán)、高歌(Gāogē)、王海地(Wáng hǎidì)、孙海英(Sūnhǎiyīng)、陈冲(Chénchōng)

 

文化大革命後の1976年から1999年までの30年間を描いた、父と子の物語です。
この映画では、1976年の父と子の再会、1987年の父と子の確執、そして1999年の父と子の現在の三幕に渡って、構成されています。

北京の下町、胡同で、6年の強制労働から帰ってきた父と、9歳になった息子、张向阳(Zhāngxiàngyáng)は再会しますが、6年も離れていた向阳にとって、父を父として受け入れるのは、簡単なものではありません。
また父もそんな向阳との関わり方が分かりません。
そんな中、父は画家としての才能を向阳に見出し、その才能を開花させることが、息子の幸せだと信じるようになります。
下放先の過酷な環境で怪我をし画家としての生命を絶たれてしまった父にとって、向阳の才能に対する思い入れは、ある意味常軌を逸していました。
まさに向阳を画家にさせることが、自分の使命とまで思うようになります。
遊びや、時には友達と会うことさえも制限させられながら、向阳は絵を書かせ続けられますが、次第に絵や父に対して反抗心を募らせます。
ついにはわざと手を怪我することで、絵を書くことから逃れようとまでします。
1987年向阳が20歳を迎えた頃、美大に通うために塾に通わされている向阳の願いは、父から逃れることでした。
友人と一緒に広州へ逃れようと画策しますが、失敗します。
さらには向阳の知らないところで、恋人との関係にまで、父が関与していたことが発覚します。
父にとっては、全てが向阳のためでしたが、父と子の確執は深まるばかりでした。

1999年、向阳32歳。
父に反抗しながらも、絵を書き続けた向阳と父のその後は、まさに涙なしには見られません。

この映画の背景にある胡同の街並みからは、現在中国で問題となっている再開発による取り壊しの過程が伺えます。
胡同での描写は、幼い頃、胡同に住んでいた監督自らの経験や記憶に基づいて、生活の細部などが再現されているようです。
胡同の街並みの変化から、再開発によって失ってしまったのは、住まいだけではないことがよく分かります。
取り壊され、瓦礫となってしまった箇所をいくつも通り過ぎ、ようやく着く、かつて住んでいた場所。
ご近所が皆親しく、まるで一つの家族のようだった街の風景は、もうどこにもありません。
再開発は、その街独特の文化や、ご近所関係まで取り去ってしまいました。
この胡同の描写からは、便利だけれども人と人との関係が疎遠になってしまった現代の中国の暮らしについて考えさせられます。

 

『向日葵』予告編

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おすすめ中国語映画【西干道】

 

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中国についてよく分かる傑作映画10

社会問題・都市と地方・生活様式の違い

今回は主に、文化大革命以降の歴史、社会問題、現代中国の生活様式や食文化の違いに関する映画をご紹介いたします。急速に発展を遂げた現代の中国を知る上で、文化大革命以降の歴史は非常に重要です。

また社会問題では、現代において非常に身近で複雑なテーマを扱った映画をご紹介させていただきます。時には目を覆いたくなるような場面もございますが、ぜひ最後までご覧下さい。

【西干道:2007年】(Xī gàndào)

2007年製作/101分/中国・日本合作
邦題:1978年、冬。

監督:李继贤(Lǐjìxián)
主演:张登峰(Zhāngdēngfēng)/李杰(Lǐ jié)/沈佳妮(Chénjiānī)

東京国際映画祭(2007)コンペティション部門審査員特別賞

 

1978年、それは2年前に文化大革命が終わり、邓小平(dèng xiǎo píng)による改革開放路線に入った年です。
まさに1978年は、中国の歴史における分岐点で、現代中国の始まりともいえる年とも言えるでしょう。
その移りゆく時代の中で地方に生きる人間たちの運命が描かれたのが、この作品です。

この映画は中国北部の田舎町「西干道」を舞台に、北京からやってきた少女と、歳の離れた兄弟の物語です。
兄、李四平(Lǐ sìpíng)は、工場で働いていますが、真面目に働いているわけではなく、休みがちです。
小学生の弟、方头(Fāng tóu)は、絵を書くのが好きですが、父親に反対されています。
そんな二人の前に、北京からやってきた少女、于雪雁(Yú xuě yàn)が現れます。
それは1978年、冬のことでした。

四平と方头は、それぞれ雪雁に特別な思いを抱きます。
四平は積極的にアプローチし、方头はその淡い恋心の意味が分からないまま、密かに想い続けます。
方头は、四平と雪雁の関係の変化を感じながら、時には四平と雪雁の噂に悩まされながら、日々を過ごします。
しかしながら、方头の日常は、決して生易しいものではありません。
小学校でのいじめに耐え、四平の悪評によって更に厳しい状況に追い込まれたとしても、懸命に方头は自分の日常を耐え忍びます。
そんな方头の視点から、四平と雪雁の出会いから別れまでが描かれています。
感情をなかなか表に出さない方头の表情が、何とも言い難い奥深さをこの映画に残しています。

于雪雁が「反革命分子の娘」というレッテルで襲われたり、たとえダンスの実力があっても入団することができない事情は、まさに改革開放路線に入った年であろうとも文化大革命の名残が根強く残っていることを想起させます。
1978年という、まさに中国にとって大事な年の雰囲気を感じさせる映画です。

 

『西干道』予告編

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成语「螳螂捕蝉,黄雀在后」

 

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【螳螂捕蝉,黄雀在后】

(táng  láng  bǔ chán , huáng què zài hòu)

春秋时,吴王下定决心攻打楚国,大臣们担心其他国家乘虚攻打吴国。有人婉转地劝告吴王:我看见树上有只蝉,一只螳螂正悄悄靠近,而在螳螂后面,又有一只黄雀想吃掉螳螂。大王,这只螳螂只看到眼前利益,却不顾自己身后的安危,是非常愚蠢的。吴王明白了自身的危险,终于下令停止出兵。

释义:比喻只看见眼前的利益,却不知道灾祸就在身后。

例句:在攻击别人时,要顾及自己安危,要知道螳螂捕蝉黄雀在后。

 

【螳螂捕蝉,黄雀在后】・・・カマキリがヒワに狙われているのも知らずに、セミを捕えようとしている(目前の利益に目がくらんで災いが近づきつつあるのに気がつかないこと)

 

春秋時代、呉の王は楚国への侵攻を決意し、大臣たちは他国がこの状況に乗じて呉を攻撃するのではないかと心配しておりました。ある人物が呉の王に「私は木の上に一匹のセミを狙うカマキリが静かに近づいているのを見て、さらにそのカマキリの後ろで黄雀がカマキリを食べようとしているのを見ました。大王様、目先の利益を得ようとするカマキリがその背後にある危険性を見抜けないのは非常に愚かなことだと思います。」と巧みに助言しました。呉の王は自らの危機を理解し、ついには軍の出兵を中止するように命じた。

意味:目先の利益しか見ておらず、背後に災いがあることを知らないという比喩。

例文:他人を攻撃するときは、自分の身の安全を考え、螳螂捕蝉,黄雀在后を知る必要がある。

おすすめ中国語映画【我和我的祖国】

 

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中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国語学習者にお勧めの中国映画をご紹介します。映画を見ることで中国に対する歴史や文化などの理解が深まるとともに日常的に使える中国語表現をたくさん学ぶことができます。気になる映画はぜひチェックしてみてください。

 

中国についてよく分かる傑作映画10

現代史・社会問題・自然災害

私たちは中国について、古代から近代までは学校の世界史で学びますが、現代史については学ぶ機会は多くありません。しかし今の中国を知るためには、そしてこれからの日本と中国との関係を考えるためには、現代史を知ることが非常に重要です。
今回は、近現代の歴史、社会問題、自然災害に関する映画を中心にご紹介いたします。社会問題や自然災害も、中国の近現代の歴史と大きく関わった問題ばかりを扱いました。中国について学ぶことはたくさんありますが、中国がどんな歴史を歩んできたか、まずそれを知ることから始めてみましょう!

【我和我的祖国:2019年】

(Wǒ hé wǒ de zǔguó)

2019年製作/155分/中国
英題:My people My country
配給:アリババ・ピクチャーズ、ボナ・フィルム・グループ、華夏電影発行

 

人気映画百花賞  (2020)最優秀監督・最優秀俳優・最優秀助演俳優・最優秀新人

中国長春映画祭  (2020)ゴールデンディア賞最優秀中国長編映画

 

新中国成立から70年間の7つの歴史的瞬間を題材としており、黄建新がプロデュースし、陳凱歌(Chénkǎigē)が総監督を務めた、新中国成立70周年を記念した映画です。

陳凱歌(Chénkǎigē)、張一白(Zhāngyībái)、管虎(Guǎn hǔ)、薛暁路(Xuēxiǎolù)、徐崢(Xúzhēng)、寧浩(Níng hào)、文牧野(Wén mùyě)の監督7人が1部ずつ担当したオムニバス映画で、この70年の間にあった中国人民にとって思い出深い7つの歴史的瞬間をモチーフにした物語からなっています。

建国の大典で中国初の五星紅旗が無事掲揚されるよう奮闘した作業員、初の原子爆弾実験成功の裏側で人知れず青春を捧げた科学研究者、北京五輪開催期間中のタクシー運転手など、それぞれのエピソードは実話を元にしているため、物語がよりリアルで親しみを感じられるような内容となっております。

この映画は、全ヨーロッパ規模で同時公開されましたが、中国映画がヨーロッパで同時公開されるのは初めてです。

日本でも公開が予定されておりましたが、プレミア上映のみで、まだ公開はされておりません。

PVを歌っているのは、第2のテレサ・テンと呼ばれるほどの人気歌手、王菲(Wángfēi)です。

この映画では中国の大事業と関わった7組の一般人の物語が描かれており、一般人の視点から中国の大きな時代の流れを捉えられます。

 

『我和我的祖国』(Wǒ hé wǒ de zǔguó)予告編

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まとめ

 

清朝崩壊から、国民党政権、日中戦争、日本による統治、第2次世界大戦、中華人民共和国建国、そして文化大革命から改革開放、それから急速に発展を遂げた中国。

今回ご紹介した映画は、目まぐるしい政治的変動の中で激動の時代を生き抜いてきた中国を、清朝中国の最後の皇帝の生涯、京劇役者の生き様、日本占領下の中国の村人達、国営工場の閉鎖、唐山大地震の被害、長江・三峡ダム建設、個人の経験から描いています。

また現代に渡って問題になっている中国の超高齢化社会や農村部と都市部における経済・所得格差問題は、中国の現代史なくして考えることができません。

今回ご紹介した映画を見て、よりその問題の深刻さについて身近に感じていただけたかと思います。

しかしこれらの映画では語りつくせない程、中国は奥が深いです。

今回の映画をきっかけに、もっと中国について学んでみてはいかがでしょうか?

 

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