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Category Archives: 池袋校中国語コラム

おすすめ中国語ドラマ【都挺好】

 

“池袋中国語コラム”とは・・・

中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国語学習者にお勧めの中国ドラマをご紹介します。ドラマを見ることで日常的に使える中国語表現をたくさん学ぶことができます。気になるドラマはぜひチェックしてみてください。ドラマをよく見る方は中国語の上達も早くなります!

【都挺好:2019年】(Dōu Tǐnghǎo)

タイトルは「すべて順調である」という意味で、日常会話でも頻出します。しかしタイトルとはうらはらに、登場するのは問題だらけの家庭です。一家の中心だった母親の死後、63歳の父親と三兄妹が繰り広げる激しい騒動を描いています。

中国では人口抑制政策として1979年から2015年まで「独生子政策(一人っ子政策)」が実施されました。一組の夫婦に付き子供は一人までとする計画生育(出産)政策です(2016年以降は一組の夫婦につき子供ふたりまでとされています)。中国社会が急激な高齢化社会になり、その介護を支える世代が、一人っ子政策時代に生まれた子どもたちに今後のしかかってくるのです。

一人の子供が親や祖父母の面倒をみることになるのですから、その負担は非常に大きいものとなります。このドラマは、高齢化社会や親の介護が他人事ではないことを視聴者に実感させました。なおドラマでは一人っ子ではなく三人兄妹という設定ですが、そのことによって親たちが莫大な罰金を支払ったという描写があります。

父親は妻が亡くなるまでは何でもいいなりだったのですが、妻の死後に態度が一転し身勝手でワガママ放題な素性をあらわにしていきます。しかし次第に物忘れが激しくなり、アルツハイマー症と診断されてしまうのです。それと同時に、父親にさんざん振り回されてバラバラになっていた兄妹たちの関係が修復されていきます。

またこのドラマでは中国における男女差別も描きました。中国語では「重男軽女」(zhòng nán qīng nǚ)という言葉で表します。三人兄妹の中で一番年下の妹は、母親に冷たくあしらわれるのです。二人の兄ばかりがえこひいきされるのに父親は見て見ぬ振り。家庭の中で居場所がないと感じた彼女は、早々と家をでて自分でキャリアを築き、大企業の支社長を務めるほどになりました。

舞台は蘇州です。水の都と呼ばれ、あちこちに運河が流れています。上海から1時間程度で行ける距離ですが、上海よりもゆったりとした空気が流れている都市です。ドラマの放送中にはロケ地巡りで大変混雑しました。主人公の家となる「蘇家老宅」を訪問する人の数は1日当たり1,000人以上に達し、登場した中華料理店も観光客の間で「絶対に行っておきたい場所」として有名になりました。

妹役を演じた姚晨(ヤオ・チェ/Yáo Chén)は実力派であると同時にファッション雑誌にもたびたび登場する気品のある女優です。2017年には英ファッション誌が選ぶ、突出したビジュアルのアジア女性スターのランキング1位に輝きました。父親役を演じた倪大红(ニー・ダーホン/ Ní Dàhóng)はベテラン俳優で圧倒的演技を見せました。彼らが交わす家族間の日常会話は、中国語学習にもおすすめです。

 

 

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おすすめ中国語映画【二十四城記】

 

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中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国語学習者にお勧めの中国映画をご紹介します。映画を見ることで中国に対する歴史や文化などの理解が深まるとともに日常的に使える中国語表現をたくさん学ぶことができます。気になる映画はぜひチェックしてみてください。

 

中国についてよく分かる傑作映画10

現代史・社会問題・自然災害

私たちは中国について、古代から近代までは学校の世界史で学びますが、現代史については学ぶ機会は多くありません。しかし今の中国を知るためには、そしてこれからの日本と中国との関係を考えるためには、現代史を知ることが非常に重要です。
今回は、近現代の歴史、社会問題、自然災害に関する映画を中心にご紹介いたします。社会問題や自然災害も、中国の近現代の歴史と大きく関わった問題ばかりを扱いました。中国について学ぶことはたくさんありますが、中国がどんな歴史を歩んできたか、まずそれを知ることから始めてみましょう!

【二十四城記:2008年】(Èrshísì chéng jì)

2008年製作/112分/中国・日本合作
邦題:四川のうた
日本配給:ビターズ・エンド、オフィス北野

 

四川省・成都にある50年にわたり中国の基幹工場として栄えた、巨大国営工場「420工場」が商業的な施設「二十四城」(Èrshísì chéng)へと建て替えられるため閉鎖されました。

そして3万人の労働者が失業し、その敷地内でくらした10万人の家族たちの“故郷”が失われました。

そこで働いていた労働者たち100人に話を聞き、そのうち8人の心揺さぶられる実話を基に再現されたのが、この映画です。

この映画では8人の労働者の声を聞くことができますが、そのうち4人の俳優以外は、全て実際に「420工場」で働き、暮らした人々が出演したセミ・ドキュメンタリー映画です。

 

「一世紀にわたる社会主義のもとでの経験が中国の人々の運命にどのように影響を与えたかを見つめようと思いました。社会の変動の複雑さを理解するためには、その中で生きてきた人々の直接的で、心の奥底からの告白を聞かねばならないのです。」(賈樟柯監督)

 

人員削減で突然リストラ宣告された侯(Hóu)、迷子になった子どもを置き去りにして船に乗り込まなければならなかった大麗(Dà lì)、「職場の花」として噂された敏華(Mǐn huá)、そんな個人の話が、大躍進政策、文化大革命、大飢饉、ベトナム戦争、高度成長期の大量解雇といった中国がたどってきた激動の半世紀の歴史と重なり合います。

山口百恵主演の大ヒットTVドラマ「赤い疑惑」の主題歌、イギリスの作家イェイツの詩、流行歌、成都を詠う古典詩、労働者の歌、伝統的な歌劇等、人々の記憶とともに流れる音楽は、その時代を物語り、哲学的な深みをもたらします。

1956年に設立された国営工場「420工場」、この映画は、目まぐるしい政治的変動の中でたくましく生き抜いてきた人々の姿を通して、中国がたどってきた激動の歴史を浮き彫りにしています。

 

二十四城記』(Èrshísì chéng jì)予告編

 

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池袋中国語コラム 中国新一線都市紹介~瀋陽~

 

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【東北最大の都市:瀋陽】

日本もなじみ深い北東の古い工業地帯―瀋陽(shén yáng)

瀋陽とはどのような都市でしょう?
瀋陽は中国東北部の古い産業基地を保有する都市の1つであり、鉄鋼、機械、石油、化学産業を核とした完全な産業システム保有し、新しい中国の建設と発展に貢献をしています。しかし近年、産業技術と設備の老朽化が相次ぎ、ハイテク産業の不十分な発展による、中国東北部の古い産業基地は徐々に衰退しています。新しい中国の発展のために工業観点から最善を尽くしていた瀋陽は都市の経済成長のペースを遅くし、それに伴い、生活感もゆるやかになり、物の価格や住宅価格も安くなっています。同時に、瀋陽は多民族都市でもあり、多くの民族が共存することであらゆる食の文化が発展しており、低価格で多くのグルメが存在します。瀋陽の人々は日本人に比較的に似ており、懐かしさを感じさせる町並みと都会的な建造物が同居し、自然豊かな景勝地、古くに建てられた歴的建造物など、多くの見所がある都市です。

 

~瀋陽概要~

瀋陽は「瀋」を短縮したもので、遼寧省の省都、副省級市、特大都市、東北地区の政治、経済、文化センターと交通の中枢の中心です。
中国北部戦区司令部が駐在しており、遼寧中部に位置し交通は非常に便利で,長江デルタ、珠江デルタ、京津冀地区は関東地区の総合的な交通の中枢につながり、是北東部の交通中心網で全国へ展開されています。瀋陽軍事地域は、中国人民解放軍の5つの軍事地域の1つであり、北東部の軍隊を率いて指揮しています。瀋陽の気候的には、全年平均気温は6.2〜9.7°Cで、温暖な半湿潤の大陸性気候です。瀋陽の年間降水量は600〜800 mmです。モンスーンの影響により、降水量は夏に集中し、気温差が大きく、4つの季節がはっきりしているのが特徴です。 冬の寒い時期は長く、約6か月間、冬のマイナス30度の極寒は普通です。冬に瀋陽に行かなければならない場合は、ダウンジャケットなどの厚手の服を全部持ってきてください。夏の時期は短く、雨が多く降ります,瀋陽の夏は暑く、遊びのベストシーズンは秋です。

現在の瀋陽市の居住人口は810万6200人で、 世帯人口は746万人、そのうち都市部の人口は601万4千人ほど住んでおります。また、瀋陽の特徴の一つとして、多くの民族が共存することがあります。長い歴史的発展の中で、漢民族を中心とした多民族居住区を徐々に形成してきておりましたが、 漢民族は瀋陽市の建設(黄城)以来、瀋陽に定住し始めた生活民族で、少数民族としては満州人、朝鮮人、回族、西部族、モンゴル人も多いです。瀋陽の少数民族の大半は满族、朝鲜族、シベリア族とモンゴル族です。満州王朝の発祥の地であり、1625年以来、当時の清の皇帝ヌルハチは首都を遼陽から瀋陽に移し、多数の満州の人口が瀋陽に移り住んでいます。韓国人は第二次世界大戦中に朝鮮半島からの移動を余儀なくされた移民であり、主に瀋陽の西タワー地区を中心に、遼寧省の吉林や他の都市や郡を通って瀋陽に移動しました。 モンゴルと元王朝の時代、恵人は瀋陽に祖先があり、明後期と清初期にグアネイから移住して小さな集塊地域を形成しています。

 

~観光~

瀋陽には旧・満鉄付属地など日本人にとってもなじみのあるスポットが残されています。歴史的建造物の他に一面に広がるマツナが真っ赤に高揚する紅海灘風景区、世界遺産に登録された瀋陽故宮、グルメやショッピングが楽しめる中街など、見所満載です。そんな、瀋陽のおすすめスポットをいくつか紹介します。

 

旧・満鉄付属地(jiù mǎn tiě fù shǔ dì)

戦前、多くの日本人が住んだのが旧・満鉄付属地と呼ばれた一帯で、南満州鉄道株式会社(満鉄)が碁盤の目のような道路をはじめ、住宅、学校、病院、公園、消防、宿泊施設などの街づくりを行なった場所です。現在も多くの建物が残っており、いわば旧・日本人街ともいえることから、日本人旅行者のノスタルジーを誘う観光スポットとなっています。ノスタルジックな人はカメラを持って行ってもいいと思います。

 

瀋陽故宮(shěn yáng gù gōng)

瀋陽故宮は遼寧省瀋陽市沈河区に位置し、聖京宮とも呼ばれ、清朝初期の宮殿でした。 瀋陽故宮は大津の運命の10年(1625年)に建てられ、清朝の崇徳元年(1636年)に完成しました。 総面積は63272㎢、建築面積は18968㎢。1961年に、国務院は瀋陽故宮を全国の重要文化財保護部隊の最初の場所として指定しました。2004年7月1日、中国蘇州で開催された第28回世界遺産委員会会議は、瀋陽故宮を明および清の皇居の文化遺産の延長として世界遺産リストに含めることを承認しています。2017年、瀋陽故宮博物院は「国立一等博物館」に昇格した、まさに瀋陽の顔とも言うべき観光地です。
瀋陽宮は中国で2つの無傷の宮殿群のうちの1つです。 瀋陽故宮博物院はすばらしい古代宮殿建築を持っているだけでなく、国内外でその豊かで貴重な保管物が存在することで知られており、宮殿には宮殿から残された多数の古い宮殿の遺物があり、様々な展示ホールの宮殿では、これらの貴重な宝物を見ることができます。宮殿は、東部建築、中部建築、西武建築の3つに分かれており、それぞれ、遺物や当時の歴史的建造物を思う存分堪能することができます。

 

紅海灘風景区(hóng hǎi tān fēng jǐng qū)

紅海灘風景区は自然が生んだ摩訶不思議な場所です。そこには様々な観光スポットやテーマパークがあります。有名な部分を5つほど紹介します。「紅海の氷の筏」は紅海の18キロに及ぶ海岸線において、中国北部の海岸線に氷が積もっていく光景です。まさに圧巻です。巨大な氷の層がお互いに押し合い、衝突し、広大なアイスの世界の沖積地形が形成されています。「葦の迷宮」は道教の八卦掌術に基づいて設計され、天然の葦を中心に人工的な方法で構築された4万㎢のテーマ迷路で、中国で唯一、冬の葦を改造した迷路です。「氷上のアトラクションエリア」は45×70m(約3,000平方フィート)の大きさのアイスリンクがあり、島に最も近い海面のレジャースポットに位置しています。アイススケート、アイスポンプ、氷の綱引きなど、様々な氷のエンターテイメントやイベントが開催されています。「丹頂鶴との出会い」は広大な葦の海で鶴のペアに出会えるチャンスがあります。 この湿地帯には、越冬するツルやガチョウ、パンダカケスなどの渡り鳥が生息しており、毎年、葦の間で冬を過ごしています。他にも目玉スポットは多く存在します。「愛の回廊」は、整備された遊歩道を進むと、青空に白い雲が揺れる紅海の紅い部分に出ます。紅海はロマンの発祥の地であり、湾曲した川が愛の夢を海に運びます。 “結婚までの千マイルもの旅路 “は、回廊のテーマであり、形状はハート型の廊下とアーチ型のカササギ橋が接続されており、赤いリボンに似ています。

 

~グルメ~

 

先の説明にありましたように、多くの少数民族が瀋陽内で共存しているため、それぞれの文化が複合され、特殊な食文化を形成しています。下記に代表的ないくつかの料理を紹介します。

 

老辺餃子(lǎo biān jiǎo zi)

老辺餃子は遼寧省瀋陽市の伝統的かつ有名な料理であり、瀋陽の特産品でもあり、創業から現在まで180年以上の歴史を持つ老舗の餃子です。 1829年に設立され、2000年にギネス世界記録に世界最長の餃子屋として認められました。老舗餃子は、素材選び、繊細な作り、独特の形、まろやかな味わいなど、長い歴史の中でとても有名です。中国の餃子といえば、一番思い浮かぶのは餃子ではないでしょうか。しかし、老辺饺子は蒸したり、茹でたり、揚げたり、ローストしたり、何十種類もの調理方法があります。肌が薄くてふっくらしていて、香りもおいしく、油分を感じさせません。 その独特の風味から、すぐに瀋陽を中心に全国的に有名になりました。瀋陽に来たら、ぜひ足を運んで食べてください。

 

李连贵燻肉大饼(lǐ lián guì xūn ròu dà bǐng)

李蘭桂のベーコンは褐色がかった赤い色をしていて、痩せていて、太っているが脂っぽくなく、スモーキーでさっぱりとしていて、食べては夜にげっぷをしてしまいます。
満月のような丸い黄金色のケーキは、何層にも層が分かれていて、外はカリッとしていて、中はやわらかいです。 甘いタレをつけて食べ、ネギを千切りにして、粟と緑豆とナツメ粥を飲んで味を引き立てます。 疲労回復、夏バテ防止、胃を強くする、消化を助けるなどの薬効があり、美味しい薬膳料理が一つにまとまった珍しい珍味です。

 

西塔大冷面(xī tǎ dà lěng miàn)

食の豊かな土地である瀋陽では、ほとんどの人が食通です。瀋陽は四季がはっきりしているだけでなく、食べ物にも四季があります。夏になると、冷麺は1日3回は誰もが食べたくなるようなさっぱりとした一品です。瀋陽の冷麺といえば、瀋陽の地元の人は間違いなく「西塔大冷麺」と言います。65年前から韓国冷麺を提供しているお店で、韓国冷麺のメニューが有名です。 冷たい麺はさっぱりとしていてコシが強いので、夏場に一杯食べると喉の渇きを癒すことができます。 冷麺だけでなく、日本では珍しい「犬肉」をはじめとした韓国料理の種類も豊富です。 食事の時間になると店の外にはいつも行列ができているので、瀋陽を訪れた際にはぜひ一度食べてみてはいかがでしょうか。

 

鸡架(jī jià)

鸡架とは、鶏の皮、太もも、胸肉、頭、首、翼、内臓を除いで、残りの部分はほとんどすべて骨です。 それを鸡架と呼びます。鸡架は中国全国で食べられますが、瀋陽の消費量は他のどの都市よりもはるかに多く、瀋陽の鸡架の消費量が国内の他の都市の総量を上回ったと言っています。瀋陽の人々は鸡架を食べたり、料理したりが大好きです。スモークチキン、ミックスチキン、焼きチキン、フライドチキン、醤油炒めチキン、煮込みチキン、チキンスープなど、瀋陽ではチキンスタンドが作られています。 とても安くて、夏の夜には冷たいビールと一緒に美味しい真夜中のおつまみになります。

 

まとめ

旅行は経験であり、未知の世界への憧れであり、これまでの自分自身とは異なることができるとても良い機会です。瀋陽は日本からも近く、休暇を取って遊びに行きやすいです。四季をはっきりと感じることができ、歴史的な建造物や風景地区も多く、違った視点での歴史的見解やこれまで見たこともない景色を見ることができるでしょう。ぜひ足を運んでみてください。

 

池袋中国語コラム 中国新一線都市紹介~青島~へつづく

 

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池袋中国語コラム 中国新一線都市紹介~東莞~

 

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【世界工厂:東莞】

東莞(dōng guǎn )は地理的に非常に恵まれた場所です。広州、深圳、香港の中間に位置しているため産業が発展しやすく中国最大の工場群があります。これらの中国朱江河口の主要都市である広州、香港、深圳、東莞、マカオを結ぶ三角地帯を中心とする地域を朱江デルタと呼んでいます。産業の発達に伴い数多くの出稼ぎ労働者が職を求めて集まっています。東莞の人口が約840万人であるのに対し、省外からの流入人口が415万人以上となっていて中国国内のあらゆる場所から来た人がここ東莞に集まっているのも特徴です。

豆知識:朱江デルタは産業が発達しているため多くの出稼ぎ労働者が職をもとめて移住していて域内人口は7000万に達するといわれています。

こうした特徴について知ると「東莞に観光で行っても楽しくないのでは?」と思うかもしれませんが、実はそうでもないのです。この東莞はなんと国連環境署公認の“国際ガーデン都市”で千平方キロメートルにも達する生体保護区があります。森林カバー率も37%に達するほどで先ほど紹介した産業の発達とは裏腹に環境面でもしっかりと管理、保護された都市なのです。そして、私たち人類が決して忘れてはならない大事な教訓について語っている都市でもあるのです。

 

東莞について知っておくべきこと

東莞市には虎門鎮(hǔ mén zhèn)という場所がありますが、この場所はかつて清国と大英帝国が戦争をした舞台です。日本の歴史の授業でもアヘン戦争について学びますが、ここはアヘン戦争にちなんだ観光スポットがいくつかあり、中国国内の旅行者でもここを目当てに東莞に旅行する人もいます。アヘン戦争のきっかけになった出来事は林則徐が当時中国に流入していたアヘンを押収して虎門にある人工池でアヘンと石炭を一緒に投入して化学反応を発生させて処分したことにありますが、これらの出来事がここ東莞でおきました。それで1840年に起きたアヘン戦争から180年が経過した今でも薬物がもたらした悲劇を忘れないためにここ虎門には多くの博物館、記念館があります。

 

鸦片戦争博物館(yā piàn zhàn zhēng bó wù guǎn)

ここでは戦争のきっかけとなったアヘンについて紹介されています。前述したとおりアヘンは人工池に廃棄されましたが、この時に廃棄されたアヘンはなんと1500トンもの膨大な量に達したといわれています。石炭と化学反応させたときの様子が絵に描かれており、当時の様子を垣間見ることができます。

 

海戦博物館(hǎi zhàn bó wù guǎn)

アヘン戦争の舞台となった虎門大橋をここで見学することができます。ここでは実際にアヘン戦争で用いられた威遠炮台の跡が残されています。戦争時にどのような戦術が用いられ、どのように進展していったかが当時の資料と絵で説明されています。ここは戦争に関する博物館ですから、当然無邪気に楽しむような雰囲気の場所ではありません。しかし私たち人類が決してかかわってはいけないもの、薬物がもたらす悲劇について来館者に強烈なメッセージを残しています。

プチ情報:ここでは薬物に手を出してしまったスターに関する記事が大きく貼りだされています。中には中国で人気のある日本の有名人に関する記事が出ていたりします。

 

横档島 (héng dǎng dǎo)

この島にも砲台の跡地があり、観光することができます。虎門大橋の下に位置していて普通に歩いて一周することができる小さな島です。島から眺める海の景色もまた格別です。夏には浜辺で海水浴を楽しんでいる人たちもいます。島への入場料も20元くらいと大変手ごろなので博物館へ来たら是非ついでに立ち寄ってみてください。威遠炮台附近にモーターボード乗り場があり、そこから横档島へ行くことができます。本来なら移動手段としてのモーターボードなのですが、大型船の合間を縫うようにして全速力で走るためかなりエキサイティングです!!波でボートが浮き上がることもありますのでしっかりロープを掴んでおくようにしましょう。当たり前のように海水をかぶりますので濡れてもいいようにスマホなどの電子機器は防水できるように準備をしておき、着替えも用意しておきましょう。

アヘン戦争は現在の中国史、近代世界史を理解するうえでも非常に大切な出来事です。そういった意味で非常に価値のある場所ですから東莞を訪れた際には立ち寄ってみてください。

 

外国人居住区(wài guó rén jū zhù qū)

東莞はとても産業が発達していて外から多くの人が働きに来るということはすでに紹介しましたが、中国国内のみならず国外からも多くの人が仕事のために来ています。東城区には韓国人居住区があり道行く看板はすべて韓国語で表記されています。ここで韓国焼肉を堪能することもできます。そして東城風情歩行街には日本料理店も数多く見受けられます。日本食が恋しくなってしまったらここへきてもよいかもしれません。そしてこの東城区には欧米人居住区もあります。まさに千差万別です!いろいろな人が集まっているのが東莞の魅力の一つですのでこの東城区の外国人居留区にも足を運んでみてください。様々な国の異国情緒を楽しむことができます。

 

東莞可園(dōng guǎn kě yuán)

東莞には170年前に造られた庭園があります。それが可園(kě yuán)です。この場所は2001年には中国国務院によって全国重点文物保護単位に指定されました。実は広東省では明朝や清朝の時代に庭園造りが盛んで、多くの庭園が造られました。それらを総称して“嶺南園林”と呼ばれています。残念なことに時の流れの中で当時の庭園はほとんど姿を消してしまいました。そんな中、この可園(kě yuán)はその当時の貴重な庭園を見事に保存しています。

この可園(kě yuán)の設計においては非常に高度な技術が用いられていて小さい空間を大きく感じさせる技法が用いられています。“咫尺山林(zhǐ chǐ shān lín)”と呼ばれる技法なのですが、池、道、建物をバランスよく配置して限られた空間を最大限に利用することで大自然を表現しています。興味深いのがあの有名な三国志に出てくる戦術の“八卦の陣や”孫子の兵法にある“四方発達”の理念をなんと庭園設計に取り組んでいるところです。

世界的に見て日本人の家屋はとても狭いといわれています。私たち日本人はそんな中で快適に生活するためにスペースを上手に活用していかなければなりません。この庭園で用いられている技法は私たち日本人の生活に必要不可欠なヒントを与えてくれるでしょう。

豆知識:広東省には四大名園と呼ばれるものがあります。佛山の「梁園」(liáng yuan )、順徳の「清暉園」(qīng huī yuán)と番禺の「余萌園」(yú meng yuán) が挙げられますが、この可園もその中に名を連ねています。

もともと東莞は観光客が多い場所ではありませんが、そんな東莞においてさらなる静寂を醸し出しているこの可園には足を運ぶ価値が十分にあります。

 

旗峰公園(qí fēng gōng yuán)

この公園は黄旗山を囲むようにして作られた公園です。頂上まで行くと、展望台があり東莞の市内を一望することができます。30分くらいで頂上へ行くことができます。公園正面入口には湖があってボートに乗ることもできます。普段から近所の人が家族を連れて遊びに来ていたりしているので、中国の人たちの日常を垣間見ることができる場所です。

 

松山湖公園(sōng shān hú gōng yuán)

松山湖畔にある公園です。この松山湖は産業の発達している東莞においてもとりわけハイテク産業の中心地となっていて、中でも中国を代表する企業ファーウェイの研究開発基地があります。そんな中国経済を支える重要な場所にあるこの公園ですが、湖の周りをサイクリングして景色を楽しむことができるようになっています。地元の人が頻繁に訪れていて釣りをしていたりします。

 

下坝坊(xià bà fǎng)

少数民族である嶺南民族の風習が色濃く残っている地区です。建造物のデザインが中国のそれとも大きく異なっていて独特の雰囲気を醸し出している街です。天気のいい日は異民族文化を心行くまで堪能することができます。ほとんどのお店がバーやホテル、飲食店となっていて若い人たちが多く訪れます。

 

~グルメ~

 

ここからは東莞のグルメについて紹介していきます。広州などのグルメはすでに日本の多くの方に知られていますが、「東莞にグルメはあるの?」と思われるかもしれません。どうぞご安心ください!ちゃんと東莞ならではのグルメがあります。

 

冼沙鱼丸(xiǎn shā yú wán)

東莞と言えば、魚の身をすりおろして丸い形にしたフィッシュボールで有名です。東莞では“石鯉”という魚がよく取れるためその石鯉で作ったフィッシュボールが名物となっています。中でも高埗镇冼沙村という人口7000人ほどしかいない小さな村で捕獲した新鮮な石鯉を用いて作られたフィッシュボールは中国国内でも絶品と賞賛されています。

冼沙鱼丸が食べられる店:

冼沙鱼丸(旗峰路与东城西路交叉口东侧万科城市广场B1层)

 

鴨脚包(yā jiǎo bāo)

この料理も東莞独特の料理として知られています。特殊に調合したソースにアヒルの脚を漬け込んでおき、最後にアヒルの腸で脚をぐるぐる巻きにしたものです。歯ごたえがプリプリしていて、かんだ瞬間にゆっくりと油が染み出てきます。見た目が完全にアヒルの脚なので見かけで拒否反応を示してしまう方もいると思いますが、「私は全然気にしないけど」という強者のあなたにはおススメの一品です。

鴨脚包が食べられる店:

三正半山酒店餐厅(樟木头店) (石新路22号三正半山酒店)

烧鹅濑粉(shāo é lài fěn)

濑粉とは米で作った麺のことを意味します。東莞では伝統的にこの麺にアヒルの肉をのせて食べています。特にお祝い事があるときに食べるという習慣があるようです。中国では北京ダックに代表されるようにアヒルの肉がよく食されています。ぜひ試してみてください。

烧鹅濑粉が食べられる店: 

 
艳华饮食店 (莞城街道岗贝市场从村正路3号合家欢超市旁34号)

 

鱼包(yú bāo)

これもやはり東莞で捕れる石鯉を用いた料理です。先ほど紹介した冼沙鱼丸とは異なり、石鯉をすりつぶして皮を作り、その皮で豚肉、トウガンなどを包んでゆでてから食べるというものです。これも東莞ならではのグルメです。

鱼包が食べられる店:

海龙渔村(万江石美东悦酒店东30米 )

 

時間がない時はフードコートを活用してもよし

東莞のグルメをたくさん紹介しましたが、中国では“○○美食広場”と呼ばれる場所が多くあります。いわゆるフードコートのようなものですが、いろいろグルメが集まっている場所なので手軽に東莞の美味しいものを食べることができます。この場所は中国人観光客もよくいくような場所なのでぜひ行ってみてください。もちろんお金に余裕があれば高級レストランで東莞のグルメを味わえます。

金河畔美食广场:住所:运河东路113号

 

最後に

 

東莞について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?東莞は産業が発達している場所というイメージが強いのであまり観光地としてのイメージがないかもしれません。しかし実際には私たちにとても大切な教訓を教えてくれる貴重な場所ですし、歴史もしっかり保存されています。広東省のへ足を運ぶ際にはぜひ東莞もリストに加えてみましょう。

 

池袋中国語コラム 中国新一線都市紹介~瀋陽~へつづく

 

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おすすめ中国語ドラマ【知否知否応是緑肥紅痩】

 

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中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国語学習者にお勧めの中国ドラマをご紹介します。ドラマを見ることで日常的に使える中国語表現をたくさん学ぶことができます。気になるドラマはぜひチェックしてみてください。ドラマをよく見る方は中国語の上達も早くなります!

【知否知否応是緑肥紅痩:2018年】

(Zhīfǒu zhīfǒu yīngshì lǜféi hóngshòu)

日本語タイトル【明蘭~才媛の春~】

このドラマを手掛けたのは、2015年のドラマの最高傑作とも称された『琅琊榜』と同じ制作スタッフです。本ドラマも期待通りの大ヒットとなりました。

時代は北宋です。家族の愛を受けずにそだった明蘭(Mínglán)が寧遠候府の御曹司に見初められ、やがて結ばれます。母の死、嫉妬、復讐、政権交代、権力争い……さまざまな困難を経て二人の愛はますます大きくなっていきます。優れた才知で夫と家を支えた女性の一大絵巻です。

关心则乱(Guānxīn Zéluàn)の同名小説をドラマ化しました。「知否知否应是绿肥红瘦」というタイトルは宋代の女流詩人、李清照(Lǐ Qīngzhào)の『如夢令』の詞を引用したものです。「知否」とは「知っていますか」という疑問形で、「应是」は「~であるべき」、「绿肥红瘦」は「葉は緑濃くなり、花は色あせていく」という意味です。

詞の中では、大雨が降った翌朝、奥様が二日酔いで朝寝坊しているところに召使いが入ってきて、朝になったことを告げます。召使いに「庭の花はどうなったの」と尋ねたところ、「昨日のままですよ」と答えるのです。そんなはずはありませんから、奥様は「わかっているのかしら、雨で花が散ってしまって、葉ばかりになっているはずよ」とつぶやきます。風流な奥様と田舎育ち召使いの対比をユーモラスに描いています。

作者の关心则乱は、この詞に出てくる気ままに朝寝ができる奥様のように明蘭も満ち足りた生活を送れるように、という意味を含ませたようです。

原作では架空の時代設定だったのですが、ドラマでは視聴者が受け入れやすいよう北宋に設定しました。北宋は960年に趙匡胤が建国した王朝です。女真族の金に華北を奪われ南遷した1127年以前を北宋、以後を南宋と呼び分けています。文治主義を採用し、科挙制の確立によって中央集権的な君主独裁体制を構築しました。都は開封で、このドラマでも開封が舞台となっています。

ヒロインを演じたのは趙麗穎(Zhào Lìyǐng/チャオ・リーイン)で、2010年に日中合作ドラマ『蒼穹の昴』に出演しています。ファンタジー史劇『花千骨(はなせんこつ)~舞い散る運命、永遠の誓い~』では記録的高視聴率を叩き出し、さらに『楚喬伝~いばらに咲く花~』で視聴率女王の名を不動のものにしました。


相手役の馮紹峰(ウィリアム・フォン/Féng Shàofēng)は、勇敢な将軍と部落の巫女の切ない恋愛を描く歴史ドラマ『蘭陵王』に主演した実力派俳優です。実はこの二人、本ドラマよりも前に公開された映画『西遊記之女兒国』ですでに共演しており、そのときから噂になっていました。本ドラマはそれに続く共演だったのですが、撮影が終わってからドラマの放送に入るまでの間に結婚に至りました。そんな二人の演技にも注目です。

 

 

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おすすめ中国語映画【鬼子來了】

 

“池袋中国語コラム”とは・・・

中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国語学習者にお勧めの中国映画をご紹介します。映画を見ることで中国に対する歴史や文化などの理解が深まるとともに日常的に使える中国語表現をたくさん学ぶことができます。気になる映画はぜひチェックしてみてください。

 

中国についてよく分かる傑作映画10

現代史・社会問題・自然災害

私たちは中国について、古代から近代までは学校の世界史で学びますが、現代史については学ぶ機会は多くありません。しかし今の中国を知るためには、そしてこれからの日本と中国との関係を考えるためには、現代史を知ることが非常に重要です。
今回は、近現代の歴史、社会問題、自然災害に関する映画を中心にご紹介いたします。社会問題や自然災害も、中国の近現代の歴史と大きく関わった問題ばかりを扱いました。中国について学ぶことはたくさんありますが、中国がどんな歴史を歩んできたか、まずそれを知ることから始めてみましょう!

【鬼子來了:2000年】(Guǐzi láile)

2000年製作/140分/中国
邦題:鬼が来た!
日本配給:東光徳間(ギャガ・アジアグループ=徳間書店=パグ・ポイント・ジャパン 提供)

カンヌ国際映画祭(2000)グランプリ受賞・コンペティション部門受賞・審査員特別賞

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第二次世界大戦下の1945年、日本占領下の中国の村で、村人と日本兵の交流と悲劇を描いた衝撃作です。

この映画はただ戦中の日本軍の蛮行を批判する強烈な抗日映画というわけではありません。
前半に描かれた動揺しながらも人間らしい村人たちの優しさが、より後半の展開を苦しくさせ、日本と中国の関係について考えさせられます。
歴史があり、いまの日本と中国の関係があるということを真に学べます。
あまりの展開の残酷さに、見ていられなくなるくらいの憤りを感じますが、ぜひ最後まで見て下さい。
姜文(Jiāngwén)が監督、主演を務め、日本人役では香川照之が出演しています。

『鬼子來了』(Guǐzi láile)関連映像
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池袋中国語コラム 中国新一線都市紹介~長沙~

 

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【毛泽东故居:長沙】

長沙は中国中南部の重要な商業都市で、経済はサービス業を主とし、中でも特にマスコミ関連や娯楽事業で有名です。ここ数年では、工業化推進のためハイテク技術産業と機械製造業がめざましい発展を遂げています。GDP総額が石家荘、ハルビンを上回ったことに続き、全市生産総額は済南、鄭州の2市を上回って3744.8億元に達し、中国省都都市の一つに数えられるほど大きな都市です。 
長沙はすでに水・陸・空すべての交通システムが整備されておりとても便利です。長沙黄花国際空港では39路線の便が就航し、北京、上海、香港、バンコクなど大都市からの直行便があります。

 

~長沙概要~

長沙は「星城」(xīng chéng)としても知られ、湖南省の首都です。国務院によって承認された中国の長江の中流の重要な中心都市です。中国の重要な食糧生産地、また、長江の中流と長江経済ベルトの重要な接点都市で、国の定める「2つの型を持つ社会」のための試験地区でもあります。つまり、一つの都市で、食糧生産と経済地区の両方を兼ね備えています。全国的な物流の中心地でもあり、北京-広州高速鉄道、上海-昆明高速鉄道、重慶-厦門高速鉄道が交差しています。長沙は中国中部、湘江の下流、長流盆地の西端、東湖南省の北にあり、東は江西省の宜春と平翔に、南は株洲と湘潭に、西は娄底と宜陽に、北は岳陽と宜陽2都市に隣接しています。市はその管轄下に6つの地区と1つの郡、および2つの副都市があり、総面積は11,819㎢で、市街地は567.32㎢です。2019年の時点で、地域のGDPは1兆1,574億2,200万元、居住人口は8.3945百万人、都市化率は79.56%を到達しており、永住者は200万人にも達しています。

長沙は国が指定した最初の歴史文化都市の1つであり、3千年経っても名前と場所は変更されていません。「曲嘉の故郷」、「楚漢の名城」、「小仙市」としても知られています。三国武建、岳麓学院、通関窯などの歴史的遺物も多くあります。長沙は改革運動と清朝末期の古い民主革命の起源の1つであるだけでなく、新しい民主主義の発祥の地の1つでもあります。黄兴、蔡锷、刘少奇などがとても有名です。長沙は、東アジアの文化的首都、および世界の「メディアアートの首都」で最も国際的なイメージを持っている都市の一つです。「テレビ湖南軍」、「湖南軍の出版」、「アニメ湖南軍」などの文化的ブランドを作成しています。長沙には51もの高校、 97もの独立した科学研究機関、14の国立工学技術研究センター、15の国立主要工学研究所があります。また、「天河」と呼ばれるスーパーコンピューターや国内初の3D焼結プリンターなどの科学的研究成果も多く残している都市です。

 

~観光~

中国でも、毛沢東主席の面影を強く残す都市はそれほど多くありませんが、湖南省の首都である長沙には毛主席の頭像が飾られています。芸術家や作家が集まる長沙は、中国文化を理解するには非常に貴重な場所です。

 

橘子洲(jú zi zhōu)

橘子洲は南から北に向かう向江にある有名な島で、川の中心部を通り、西にある川のふもとの丘に向かって、東にある古代都市を面しています。十四洲風景区は、全国の文明風光明媚な観光エリアであり、国の代表的な観光紹介サイトでは必ず紹介される場所で、瀟湘八景の8つの風光明媚なエリアの1つです。長沙の「山、水、大陸、都市」を目的としたツアーではメインの要素を担っています。景勝地の元の面積は約17haで、そのうちオープンスペースは約6haです。島内には数多く景勝地があり、現在新たに建設しています。「エコロジー、文化、観光、レジャー」というテーマに重点を置き、建物を最大限に活用、保存、保護し、歴史的および文化的特徴をさらに強調し、歴史的背景と特徴を統合しています。庭園と文化的景観の組み合わせは、人間と自然の調和を強調しています。祝日には祭りが催され、島の花火は見逃せない視覚のパラダイスになっています。

 

岳麓山(yuè lì shān)

江西海岸の岳麓山は長沙を代表する山です。岳麓学園や愛湾閣などの史跡が多くあります。山には緑豊かな木々があり、古くて有名な木々が随所に見られます。また、地元民もハイキングやレジャーで頻繁に訪れます。風光明媚なエリアには、南門と東門(北門とも呼ばれます)の2つの入口があります。山の麓にある岳麓学園、青峰峡の愛湾閣、1700年以上の歴史を持つグルシャン寺院、山頂にある雲の宮殿など、大部分の文化的名所は南門の近くにあります。また、山の中には黄興、陳天華、蔡英などの革命殉教者の墓地があります。景勝地の東門はロープウェイ下駅近くにあり、ロープウェイ上駅は景勝地として南泥湾山荘があります。近くには望王碑や望石洞などの景勝地もあります。岳麓山は巨大な「植物博物館」でもあり、晋時代の松、唐王朝のイチョウ、宋王朝のシナモン、明王朝、清王朝のカエデ、栗などの古くて有名な木が長年植えられています。山中には多くの甘木が生い茂っており、毎年11月中旬から12月上旬に紅葉を見に来ることは、長沙でロマンチックなデートスポットの一つにもなっています。おすすめとして藍湾亭と黄興墓は紅葉を見るのに良い場所です。風光明媚なエリアにはケータリングサービスポイントがたくさんあるので、遊ぶときに食べ物を気にする必要はありません。景勝地は観光バスも運行しており、南門と東門にバス停があり、終点は山の「観光回廊」になっており、手ぶらで1日中楽しむことができます。

 

湖南省博物馆(hú nán shěng bó wù guǎn)

湖南省博物館には豊富な文化遺跡があり、馬王水漢墓は非常に独特です。 馬王水漢墓の展示は、湖南省博物館の主要な展示物です。 展示ホールには、セミの羽で作られた無地の衣、よく保存されているコットンローブ、さまざまな上質で美しい刺繍、鮮やかな塗装の漆器、精巧なシルク絵画、豊富なシルクの本、洗練された彫刻があります。 あらゆる種類の木製人形、ピアノ、琴、笛などの楽器や武器も多く保管されています。 また、地下に保存されている女性の死体や内臓、復元された巨大な棺も展示されています。 3,000を超える貴重な文化的遺物が、馬王堆漢墓の3つの漢墓から発掘されました。それらのほとんどはよく保存されています。 セミの羽のように薄く、長さ1.28m、長袖、わずか49gの重さのある平織りの単衣があり、優れた製織技術を感じさせます。 10万語以上のシルクの本は、3号墓から発掘されました。 漢墓2号から発掘された地形図の描き方は、現代の地図とほぼ同じレベルです。

 

石燕湖(shí yàn hú)

石燕湖は長沙、株洲、湘潭の交差点にある丸天井馬郷にあり、長沙郊外のサファリパークです。山と静かな湖に囲まれた、自然の酸素バーであり、都会の人がレジャーで休暇を過ごすのに最適です。石燕湖には、深い歴史と長い文化の歴史があります。舜皇帝が南部の遠征中に残した舜帝石、関公の跳馬場、玉平峰、漢王朝の医学の聖人である長沙太守の張中京が足跡を残した百草園には、豊かな歴史的文化財産が多くあります。風光明媚なエリアには、ウォーターアミューズメントセンター、競馬クラブ、ダイビングクラブ、ビーチスイミング、トレーニングベース、石燕湖サファリパークなどプロジェクトが数多くあります。ドラゴンボートレースは石燕湖の大きな特徴です。鳳林の黄金色の秋のレースはドラゴンボートレースでいっぱいで、誰もが大きなボートを漕いで走り、とても活気があります。エリア内の動物の素晴らしいパフォーマンスも見られます。注目の動物は、高度綱渡り、優雅な姿勢をした4歳のクマです。また、エリア内にはゴーカート、乗馬、バンパーカー、ヨットなどの娯楽施設があり、楽しめること間違いありません。

 

~ご当地グルメ~

 長沙の下町の食事は種類が数多く存在します。四川風の辛さとはまた違った辛い料理が多く存在する一大グルメ都市です。どんなに舌が肥えている方でも、長沙では必ずおいしいと思える満足する食事に出会うことができます。食べたら病みつきになること間違いなしです。下記に代表的ないくつかの料理を紹介します。

 

臭豆腐(chou dòu fu)

湖南と長沙といえば、誰もが湖南衛星テレビの存在について最初に思い浮かべることでしょうが、長沙、湖南の軽食と珍味は絶対に見逃せません。 そして、これらの料理にもランキングがあります。 まず第一に臭豆腐です。長沙で最も有名な料理は当然のことながら、長沙を全国的に有名にし、国内外で名を欲しいままにした代表的な料理です。 臭い豆腐は、豆腐のにおいがするのではなく、塩水に漬け込むと独特の臭いがします。この独特なにおいは決して嫌なにおいではないですが、一般的には豆腐から出るものとは思えない匂いから臭い豆腐と言われます。 焼きたての臭い豆腐は臭くなく、逆にさわやかな香りがします。おすすめの一品です。

 

唆螺(suō luó)

主な材料は河に住むカタツムリと田んぼに住むカタツムリで、湖南省の河に住むカタツムリはどれもとても小さく、決して大きくはありません。 大きいのは田んぼに住むカタツムリです。 店主はまずトングでお尻を取り除き、殻を洗い、各店の秘伝のタレで調理し、殻の肉にソースの風味を煮込ませます。食べるときは、カタツムリの開口部をやさしく包み込み、殻に染み込んだソースで美味しいカタツムリ肉を味わってください。大変美味しく、賞賛の言葉しか出ません。湖南は辛みが強く味が強いので注意して食べてください。うまく辛みを調節して食べると良いです。

 

杨裕兴面条(yáng yù xīng miàn tiáo)

杨裕兴面条は地元民に非常に愛されている麺であり、 その特徴は、素材の適切な選択、丁寧な作りこみ、そして絶妙な調味料にあります。 柔らかな味わいで、麺を調理するときは、広いスープと茹で物に注目してください。スープは、豚の骨と母鶏を煮込んだもので、人気のあるポークヌードル、スパイシーヌードルから高級カニの黄色とホタテのヌードルなどすべての料理に使われています。 朝から晩まで多くのお客さんがその麺を食べています。

 

まとめ

旅行は経験であり、未知の世界への憧れであり、これまでの自分自身とは異なることができるとても良い機会です。長沙に行くと美しい自然風景、中国の歴史を多く体験することができます。四季もはっきりと感じることができ、自身の知識も増え、見たこともない景色で必ずや満足することでしょう。ぜひ足を運んでください。

 

池袋中国語コラム 中国新一線都市紹介~東莞~へつづく

 

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成语「四分五裂」

 

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【四分五裂】(si4  fen1  wu3  lie4)

战国时,秦国的张仪能言善辩,常常周游列国,劝说他们归顺秦王。有一次,张仪对魏国国王说:“魏国位于楚、齐、赵、韩等国的中央,一旦打起仗来,就会面临四分五裂的局面,如果要避免这样的结局,必须依靠强大的秦国”。

释义:形容分散开来,不完整。比喻国家或集团支离破碎,不团结,不统一的状况。

例句:由于政局不稳,这个国家已经四分五裂了。

【四分五裂】・・・散り散りバラバラになること

戦国時代、秦国の張儀は弁舌が立ち、常に列国を周遊し、彼らに秦王に帰順するように勧めて説いた。ある時、張儀が魏国の国王に言った。「魏国は楚、斉、趙、韓などの国の中央に位置し、一旦戦争が起きれば、四分五裂の局面に直面します。もしこのような結末を避けたいのなら、強大な秦国を必ず頼るべきです。」

意味:離れ離れになり、散り散りなことを形容する。国家やグループが支離滅裂、まとまりがない、不統一な状況を例える。

例:政局が不安定なため、この国家はすでに散り散りバラバラになった。

池袋中国語コラム 中国新一線都市紹介~鄭州~

 

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【中華民族の故郷:鄭州】

 

郑州(zhèng zhōu)概要

 

鄭州は中国の華中地区にあり、河南省の省都です。黄河の北にあるのが河北省、南にあるため河南省と呼ばれます。北京の南方,上海の北側で緯度は日本の東京に近いです。昔の商王朝の都があったことから“商都”と呼ばれたり、かつて黄砂が酷かったので1990年代に植物をたくさん植え,今では緑豊かになったことから“緑城”などの別称で呼ばれたりします。2019年時点で人口1035.2万人,総面積167,000㎢,中原地区の中核都市です。

国家歴史文化名城

鄭州が中核都市となった理由として夏王朝の発祥の地であることが挙げられます。中国8大古都(北京、南京、杭州、西安、洛陽、開封、安陽、鄭州)の一つに数えられます。歴史上、夏、商、管、鄭、韓の国が都を置きました。

古くは8000年前の裴李崗文化遺跡、6000年の大河村文化遺跡が見つかり、著名な古代文化遺跡として知られています。また5000年前,中華人の始祖とされる黄帝:軒轅氏がここに生まれ都を置きました。3600年前には中国第二の奴隷制王朝である商王朝が鄭州に都を建て、今に至るまで中心城区で7㎞の商代城壁遺跡を見ることができます。

鄭州市の中に商城遺跡、裴李崗文化遺跡、北宋皇陵、軒轅黄帝故里(xuān yuan huáng dì gù li)、杜甫故里、潘安故里などの歴史名勝や文化古跡が多くあります。各級の重点保護文物が451か所もあり、移動可能な文物が15万件と、全国でも有数の歴史文物が密集する都市で鄭州は国家歴史文化名城と言えます。

鄭州が中核都市となった理由に交通の要衝であることも関係しています。全国の重要な鉄道、航空、高速道路、電力、郵便の主要枢軸都市で,普通鉄道と高速鉄道ネットワークで唯一“二つの十字(双十字中心)”になっています。いわゆる“二つの十字(双十字)”とは鄭州を南北に走る京広线(北京から広州)と東西に走る隴海線(蘭州から連雲港)の交差点を表します。また日本の新幹線に相当する高速鉄道の新京広高鉄(北京から広州の南北の鉄道)と徐蘭高鉄(山東省徐州市から甘粛省蘭州市までの東西の鉄道)の十字点です。歴史上黄河の水害をたびたび受けていたので、経済発展は緩慢でしたが、20世紀始めに上記の隴海線と京広線が建設され、南北大動脈の交差点となったため、経済的地位はようやく上昇し始めました。


多くの外国人旅行客は鄭州の名前を聞いたことがあると言い,鄭州を通過したことがあると言います。それは鄭州が交通の重要な交差点として位置していることも要因しているでしょう。
このように交通が便利なので鄭州にはこういう言葉があります。“朝は広州でお茶を飲み、お昼は武漢で新鮮な魚を食べる、そして夜は鄭州で烩麺を味わい,翌早朝に北京で国旗掲揚を見る”。今ではすでに実現可能になっています。

 

~観光~

 

鄭州は中原の中でも独特の魅力を持っており、中国全土を見ても有名な観光都市と言えます。名勝歴史遺跡も多く、山や河の自然も豊富です。
鄭州がある河南省には3か所の世界遺産:「天地の中央」にある⓵登封の史跡群、及び中国三大石窟の一つ、②龍門石窟、また甲骨文の発祥地の③殷墟博物館があります。
日本でも有名な少林寺(shào lín sì)は鄭州から車で行ける距離です。少林寺は少林カンフーとして世界的にも有名ですし、お寺の周りには五岳の一つ嵩山を中心とした地質公園となっています。中国人の祖先とされる軒轅黄帝故里には現存する最古の天文観星台や最古の道教廟:宇中岳廟、中国四大書院の一つ嵩陽書院など多くの観光地があります。

 

登封 “天地之中”历史古迹(dēng fēng tiān dì zhī zhōng lì shǐ gǔ jì)

 

古来から五岳の中心をなす聖なる山とされた嵩山は、宗教的・文化的に重要な位置を占めてきました。歴代の王朝によって築かれてきた嵩山周辺にある嵩山少林寺をはじめとする8件の歴史的建造物群を対象とし、2010年に世界遺産登録されました。以下、8つの建造物が対象です:太室闕と中岳廟、 少室闕、啓母闕、嵩岳寺塔、少林寺建築群、会善寺、嵩陽書院、周公測景台と観星台。
「天地の中央」という呼び名は、かつての中国思想に基づいており、「中原」の事を指します。史跡群が主に登封に点在していることから、登録名称は「天地の中央」にある登封の史跡群となっています。

 

龙门石窟(lóng mén shí kū)

龍門石窟は河南省の洛陽から南に13kmほどの場所にあります。甘粛省の敦煌莫高窟、山西省の雲岡石窟とともに、中国三大石窟の一つにされます。
北魏の孝文帝が洛陽に遷都した493年頃から掘削が始められ、400年以上をかけて完成しました。伊水のほとりの東西を山に挟まれた断崖絶壁に南北1kmにわたって、大きいもので高さ17mのものから、小さいもので2㎝の像まで、10万体余りの仏像が保存されています。

安阳殷墟 (ān yáng yīn xū)

鄭州から車で2時間ほど北にある安陽市には世界遺産:殷墟があります。殷墟は中国の商王朝後期における都城の跡地で、3300年以上の歴史があります。ここでは殷墟博物館があり、商時代の文物を専門的かつ系統的に展示する中国唯一のものになっています。宮殿の基礎跡や王族の墓、数えきれないほど点在した住居跡、家族墓地跡、その間に点在した手工業作業場および甲骨文、青銅器、玉器、陶器を代表とする豊富な文化遺存からは、独特な殷墟文化と殷・商時代の王都としての規模の大きさを理解することができます。500点余りの文物は、国宝クラスのもので、高い学術的意義を有しています。

 

~祝典~

 

鄭州では毎年様々な祝賀イベントが行われています。中でも最もお勧めなのでが黄帝故里拜祖大典(huáng dì gù lǐ bài zǔ dà diǎn)と郑州国际少林武术节(zhèng zhōu guó jì shào lín wǔ shù jié)です。もし機会があれば一見の価値ありです!

黄帝故里拜祖大典(huáng dì gù lǐ bài zǔ dà diǎn)

毎年旧暦の3月3日,鄭州市の南にある新鄭市では黄帝故里拜祖大典が開催されます。春秋戦国次第の《竹書紀年》と漢代の《史記》などの歴史書には3月3日に新鄭市の茨山(俗称“始祖山”)に登り、黄帝をお参りしたという記載があります。2008年に黄帝拜祖祭典は中国国務院から国家級非物質文化遺産に認定されました。

 

鄭州国際少林武術節(zhèng zhōu guó jì shào lín wǔ shù jié)

鄭州国際少林武術節は武術、観光、文化交流を一体にした大型の総合イベントで1991年から始まりました。鄭州市は毎年9月1から5日の間に国際少林寺武術節を開催し,鄭州市と登封市が武術節の主要な会場です。この期間中、迎賓儀式、文体演目、少林武術試合、文芸演出、旅行観光などの活動が行われます。

 

~鄭州の美食~

観光する時に忘れてはならないのがその土地の美食を楽しむことです。鄭州にも美味しい料理がたくさんありますのでぜひ味わってください。
鄭州は北方地域になるので小麦が主食です。例えば、馒头(具のない肉まん)、菜馍、油卷、包子、烙馍、油饼、菜盒、烧饼、油条、炸菜角、面条などがその種類です。また河南人は麺が大好きで麺の種類も豊富です。例えば、汤面条、捞面条、炸酱面条、卤面条、炒面条、牛羊肉烩面条などが代表的です。もし最もお勧めな麺を一つあげるとすればそれは烩面(huì miàn )でしょう。

 

烩面(huì miàn )

鄭州の烩面(huì miàn )は河南省鄭州市周辺の名物料理です。そして河南小麦料理の代表とも言えます。中国十大麺料理の一つにも挙げられます。羊の骨を5時間以上煮たスープは白く,手延べの幅広麺がもっちりとして美味しいです。お好みで辣椒(唐辛子)や酢などを入れ自分好みの味付けにします。
池袋の西口にある「池袋小吃居」というお店は河南人の方のお店なので本場の烩面を味わうことができます。お近くに寄った際はぜひ味わってみてください。

 

胡辣汤(hú là tāng)

胡辣湯は中国中原地域の伝統的なスープで、河南省の代表的な小吃です。逍遥鎮(Xiaoyao Zhen、周口市西華県の街)の逍遥胡辣湯と、北舞渡(Beiwudu)の2つが有名です。トウガラシと黒胡椒を牛肉の出汁から作ったスープの中に具材を入れます。牛肉、春雨、落花生、木耳、胡椒,ほうれん草,豆腐皮,などが入っています。
河南省では朝食として食べることが多く、葱油饼,油条,包子、馒头などといった面食と一緒に食べると食が進みます!

 

卤面条 (lǔmiàntiáo)

河南省の卤面はまたの名を炉面とも言い、河南の蒸した麺料理です。見た目は日本の焼きそばのようですが、豫菜(河南料理)の一つで中国全土に知れ渡っています。五花肉、ネギ、もやし、インゲン豆、などの具材が入っています。中国の百度によると、すでに2千年の歴史がある料理で世界史上、最も早く生まれたファーストフードとされています。

以上、鄭州について紹介してきました。河南省の人口は日本と同じくらいで中国の一つの省が一つの国だったとしておかしくないスケールです。百聞は一見に如かず、鄭州を通り過ぎるのではなく訪れてその魅力を実際に体験してください!

 

池袋中国語コラム 中国新一線都市紹介~長沙~へつづく

 

 

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おすすめ中国語ドラマ【人民的名义】

 

“池袋中国語コラム”とは・・・

中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国語学習者にお勧めの中国ドラマをご紹介します。ドラマを見ることで日常的に使える中国語表現をたくさん学ぶことができます。気になるドラマはぜひチェックしてみてください。ドラマをよく見る方は中国語の上達も早くなります!

【人民的名义:2017年】(rénmín de mínɡyì)

日本語タイトル【人民の名にかけて】

タイトルは「人民の名にかけて」という意味です。政府官僚の汚職問題を扱い、真相を追及していくという政治ドラマで、このようなジャンルは「反贪剧(反汚職ドラマ)」と呼ばれます。放映当初から視聴率を順調に上げ続け、現地の衛星放送の最高瞬間視聴率は8%に達しました。日本でいえば80%にも相当する、高視聴率を叩き出した空前の大ヒット作です。

著者の周梅森(Zhōu Méisēn)氏は「中国政治小説の第一人者」と呼ばれ、数々のベストセラーを生み出してきました。本書は著者が8年の歳月をかけた力作です。周梅森氏はドラマの脚本も務めています。

漢東省という架空の省を舞台に、検察官が共産党官僚らの汚職事件を捜索するというストーリーです。主人公は、不審な事故の謎を追うため赴任した反汚職総局の若き局長です。正義感あふれる新時代の中国幹部のイメージを強く印象付けました。

扱われたテーマは、処級(課正職)クラスの官僚が4年間で2億元を収賄した事件や、汚職副市長の米国逃亡事件などで、随所に実在の事件を思わせるものがあり、非常にリアリティがあります。外国籍の愛人、SWATの出動、うずたかく積まれた大量の札束といった生々しいシーンが登場することも話題を呼びました。

面白いのは、お札を数えるシーンが話題を呼んだことです。中国では神業のようなお札の数え方を「花式点钞」と呼び、そのような技術に長けた銀行員などがテレビ番組で披露することもあります。ドラマ内でも、まるで琵琶を弾いているかのような、目にもとまらぬ速さの「手挥琵琶式点钞」が登場しました。

また、ドラマの主な悪役が中国の政府官僚の幹部たちである点がとても意外であるとして、海外からも注目を集めました。英BBCは、「腐敗事件を大胆に再現」や「検察機関高官のイメージを再構築」などと表現しました。また米ニュース専門放送局CNBCは「もしも、中国の反腐敗運動がテレビやネットの画面上で見られたら」というテーマで長時間のスペシャル番組を放送しました。

出演したのはいずれも重厚感のある俳優陣です。陆毅(Lù Yì/ルー・イー)が主人公を演じました。1998年に出演した『永不瞑目』が出世作で、麻薬集団の中に送り込まれた警察からのスパイ役を好演しています。しかしその若き警察官のイメージが根強く、当時の大ブレイクを越えるような作品には長らく恵まれずにいたのですが、本ドラマの大ヒットによりほぼ20年ぶりに再ブレイクを果たしました。この作品で第22回華鼎奨ドラマ部門最優秀主演男優賞を見事受賞しています。

ドラマの中で描かれる中国政府の政策や官僚の姿は、中国人にも実態がよくつかめていないので、外国人の私たちにはなおさら未知の領域です。それをドラマというわかりやすい形で知ることができるので、中国の時事ニュースや現代社会を理解するのにも役立ちますよ。

 

 

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