| “池袋中国語コラム”とは・・・ |
中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国赴任の方、中国出張が多い方にお勧めの情報・ノウハウを提供しています。
【中国トランシオンのスマホ、世界５位に】
2023年のメーカー別のスマホ出荷台数ランキングで中国の伝音控股（トランシオン）が第5位になり、初めてトップ5に入りした。韓国のサムスン、アメリカのアップル、中国の小米（シャオミ）、中国のOPPO（オッポ）はそれぞれ1位から4位でした。
近年、世界のスマートフォン市場の冷え込みが続いています。調査会社IDCのデータによると、2023年の世界のスマートフォン出荷量は前年比3.2％減少し、総数は11.7億台となり、このデータは10年来の最低記録を更新しました。2023年の出荷量ランキング2位、3位、4位のサムスン、シャオミ、OPPOの出荷量はそれぞれ前年比13.6％、4.7％、9.9％減少しました。1位のアップルの出荷量は増えましたが、増加率はわずか3.7％に過ぎませんでした。
業界の不景気な環境の中で、トランシオンは累計で9400万台以上のスマートフォンを販売しました。前年比33.9％増加し、一気に世界第5位の携帯電話メーカーとなり、世界の注目を集めました。
トランシオンは、中国国内では知名度があまり高くないですが、アフリカ市場で非常に重要な地位を占めており、「アフリカの王」と呼ばれています。
アフリカ人の肌色は比較的濃いため、薄暗い環境では撮影した写真が過度に露出したり、露出不足になることがよくあります。Transsion Holdingsは自社技術によって、この問題を解決しました。また、アフリカ人は音楽やダンスが好きで、トランシオンはオリジナルカスタムヘッドホン付きの音楽携帯をリリースしました。さらに、アフリカの一部の地域では、電力不足の問題があります。トランシオンはスマートフォンに大容量のバッテリーと「ロケット充電」技術を搭載しました。30分の充電で7時間の使用が可能で、待機時間は15日以上にもなります。
これらの技術によってトランシオンはアフリカで一気に人気を集めました。
お勧めレッスン： 中国赴任前短期レッスン