“池袋中国語コラム”とは・・・ |
中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国赴任の方、中国出張が多い方にお勧めの情報・ノウハウを提供しています。
【大阪・関西万博-中国パビリオン】
数千年前、中国人は竹を使って「竹簡」を作り、文字を記録し、文明を伝承してきました。2025年の大阪万博における中国館は、これに着想を得て、「中華書簡」を建設しました。入口にある竹で作られた巨大な「書簡」には、古代の篆書から後世の書道まで、多くの漢字が刻まれております。よく知られている唐詩や宋詞、さらには四書五経など、中国伝統文化の精髄を表す内容が含まれています。
また、東洋文明では庭園文化が重視されており、中国館の設計にも庭園文化が取り入れられています。来場者は館内を鑑賞しながら庭園の美しさも楽しむことができます。
大阪万博中国館のロゴは、篆書体の石鼓文字を主要なデザイン要素として採用し、世界に中国の豊かな風情を伝えています。石鼓文字は「中国の石刻文字の始祖」と称され、そのフォントは正方形で古風かつ端正、明朗で優雅な特徴を持ち、深い歴史的文化価値を背負っています。ロゴ全体は石鼓文字を基盤に、現代的なデザイン言語を融合させ、印章のようなビジュアル効果を表し、東洋的な対称と均衡の美を表現しています。
大阪万博中国館のマスコットは「悠悠(yōuyōu)」という名前のジャイアントパンダです。パンダはその愛らしく可愛らしい外見と温厚で親しみやすい性格で、中国文化における親しみやすさや信義を重んじる精神を象徴しており、善良で友好的な感情の生き生きとした象徴でもあります。
2025年大阪・関西万博中国館は、「自然と共に生きるコミュニティの構築—グリーン発展の未来社会—」をテーマに掲げています。人間が自然を尊重し、その道に従い、自然と調和して生きるべきであるという中国の哲学を強調しています。 万博期間中、中国館では文化交流イベントを通じて、中国と他国、特に日本との人と人との友情を深め、世界の進歩を促進することを目指しています。
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