| “池袋中国語コラム”とは・・・ |
中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国の文化・流行を紹介しています。語学を勉強するにはその国の文化を理解することも必須です。中国文化を知ってより中国語を楽しみましょう!
【中国人はどのように断るのか】
人と付き合う中で、相手の依頼や誘いを断らなければならない場面は避けられません。中国語では、相手を断りたいときにどのような表現が使われるのでしょうか。
中国と日本はともに東アジア文化圏に属しており、欧米人のように自分の意思をはっきり言う場面ももちろんありますが、人間関係を重んじる場面では、より婉曲的で配慮のある言い方を用いる傾向があります。したがって、相手を断る際にも、直接的な拒絶表現ではなく、遠回しな表現がよく使われます。
1.「難しい」「都合が悪い」で断る
- 这个恐怕有点困难。/ それはちょっと難しいですね。
- 恐怕不太方便。/ 少し都合が悪いかもしれません。
- 我这边条件不太允许。/ こちらの事情で少し難しいです。
例えば:「周末可以去你家玩吗?」 「不好意思,这个周末恐怕不太方便。」
「今週末遊びに行ってもいい?」 「すみません、今週はちょっと難しいです。」
2.「また今度」で先延ばしにする
- 以后有机会再说吧。/ また機会があれば。
- 改天吧。/ 今度にしましょう。
- 有需要的话我会联系你的。/ 必要があればまた連絡します。
例えば:「今天一起去看电影吧。」 「改天吧。」
「今日は一緒に映画を見に行こうよ。」 「ごめん、また今度ね。」
3.「考えておきます」でやんわり断る
- 我考虑考虑。/ 少し考えてみます。
- 我再想想。/ もう少し考えてみます。
- 我得跟家里人商量一下。/ 家族と相談しなければなりません。
4. 客観的な理由を挙げて断る
- 不好意思,我最近比较忙。/ ごめん、最近とても忙しいです。
- 已经有安排了。/ すでに予定が入っています。
- 手头事情比较多。/ 手元の仕事が多くて。
例えば:「周末一起去玩吧。」 「不好意思,我周末已经有安排了。」
「週末、一緒に遊びに行きませんか?」 「すみません、週末はすでに予定があります。」
他にも多くの表現方法があります。例えば、「到时候再说(そのときにまた話しましょう)」「看情况吧(様子を見ましょう)」「有机会的话(機会があれば)」など。
日本人と同じで、中国人も「いやです」「できません」と直接言うのではなく、「また今度」「もう少し考えてみます」「機会があれば」といった表現を通して、断りの意思を伝えることが多いです。ただし、中国人は状況や相手によっては日本人より直接的に意思を伝えることもあります。婉曲表現が使われるかどうかは、相手との関係や場の雰囲気によって異なります。
こうした話し方は、中国文化において人間関係や「面子(メンツ)」を重視する考え方と関係しており、できるだけ気まずさや衝突を避けることを目的としています。具体的な意味は、口調や相手との関係、状況などを総合的に判断する必要があります。多くの場合、これらの表現は実際には丁寧な「ノー」を意味しています。

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