| “池袋中国語コラム”とは・・・ |
中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国の文化・流行を紹介しています。語学を勉強するにはその国の文化を理解することも必須です。中国文化を知ってより中国語を楽しみましょう!
【中国で大ブーム-ミルクサンザシ飴】
奶皮子糖葫芦(nǎi pí zi táng hú lu)
最近、「ミルクサンザシ飴(奶皮子糖葫芦)」というスイーツが中国全土で大ブームとなり、多くのネットユーザーがSNSで共有しています。全国各地のサンザシ飴専門店では、長蛇の列ができるほどの人気です。

栗や焼き芋、サンザシ飴は若者たちの間で「冬の三大おやつ」と呼ばれています。ただし、栗と焼き芋が温かい存在に対し、サンザシ飴はこれまで街角でやや地味な存在でした。ところが今年、サンザシ飴が例年になく大人気になっています。
一般的なサンザシ飴は、果物の外側に砂糖をコーティングしただけのものです。「奶皮子糖葫芦」は普通のサンザシ飴の外側をさらに「奶皮子」で包んだものです。「奶皮子」は内モンゴルの牧民が牛乳を強火で煮詰めて作る乳の皮のようなものです。「奶皮子」はその濃厚なミルクの香りと豊富なタンパク質含有量で多くの人に愛されています。山楂(サンザシ)の酸味と砂糖衣のパリパリ感、サンザシ飴はもともと北京の街角を象徴する伝統的な味でした。本来ならミルクとサンザシはまったく関係のない食材ですが、今年の冬には思いがけずコラボして大人気となりました。「奶皮子」とコラボして、価格ももともとは十数元だったものが、今では三、四十元にまで跳ね上がりました。
「奶皮子」の濃厚なミルクの香りと滑らかな口当たりは、糖葫芦の酸っぱくて甘いシャリッとした食感と鮮やかに対比し、豊かな層次感のある新しい体験をもたらします。
「奶皮子」は内モンゴルに由来し、独特の地域性や民族文化の特色を持っています。「ローカル特産 × 全国的ブーム」という組み合わせは、消費者に新鮮さや文化的な奥行きを感じさせ、「少数民族の味を体験してみたい」という気持ちも刺激しています。
また「奶皮子糖葫芦」は、白く透き通った赤色とつるんとした光沢のある見た目で、写真映えが抜群です。 「写真に映える=買って試してみたくなる」という強い動機づけになっているのです。
これらの特徴が重なったことで、「奶皮子糖葫芦」は一気に大ブームとなったのです。

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