小米集団(シャオミ)がAI眼鏡を発表

 

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【小米集団(シャオミ)がAI眼鏡を発表

 

6月26日、小米は初のスマートグラス製品「小米AIメガネ」を正式に発売しました。価格は1,999元からで、発売からわずか30分足らずで完売しました。
小米のAIメガネは重さが40グラムで、とても軽いです。装着しても圧迫感がなく、自然なかけ心地です。見た目も悪くなく、黒いサングラスのようなデザインです。
小米のAIメガネには、通常版と調光(色が変わる)版の2種類があります。右側のフレームにはセンサーがあり、そこを2本の指でスライドすると色が変わります。色は濃くしたり、薄くしたりできます。調光版は、ブラック、ピンク、ブルー、パープルの4色があります。

 

メガネの前方には、1200万画素のカメラが搭載されています。右側のテンプルの前方にはボタンがあり、それを一回押すと写真を撮影できます。長押しするとビデオ録画が開始され、もう一度長押しすると録画が終了します。昼間の光が十分な環境では、撮影された映像はとてもきれいです。また、手ブレ補正もよくできており、アクションカメラほどの安定性はないものの、全体的にかなり安定した映像が撮れます。

 

カメラの反対側には赤いインジケーターライトがあり、写真や動画を撮影しているときに点灯します。これは周囲の人に撮影中であることを知らせ、プライバシー保護の役割も果たしています。また、このインジケーターライトは隠すことができません。もし隠そうとすると、遮らないようにという警告が表示され、それでも隠したままにすると撮影が自動的に停止されます。
スマートフォンに小米のアプリをダウンロードして、メガネと連携させることで、撮影機能のさまざまな設定をスマホ上で行うことができます。
また、アプリを使ってスマートフォンの音楽などの音声データをメガネに転送することもでき、メガネを通して音楽を聴くことができます。

WeChatでビデオ通話をする際に、メガネのカメラを使って目の前の映像を撮影できます。これにより、相手はメガネのカメラを通して撮影された映像を見ることができます。WeChat以外にも、Bilibiliや抖音(TikTok)などのアプリもメガネのカメラ撮影に対応しています。配信者にとっては、とても便利に使える機能です。

このメガネのもう一つの重要な機能は、「AI小愛同学」を呼び起こすことができます。大規模なAIモデルによる質問応答が可能で、どんな質問にも答えられますし、家のスマート家電の操作もできます。「AI小愛同学」ができることは、小米のメガネでもすべて可能です。

さらに、物体認識もできます。知りたいものをメガネの前にかざすだけで、メガネがその物が何か教えてくれます。もしダイエット中なら、このメガネにはカロリー認識機能も搭載されており、食べ物の写真を撮ると自動でカロリーを計算してくれます。

このメガネには、さらに2つの機能があります。それは「音声の文字起こし・要約」と「同時通訳」です。右側のテンプル部分をタッチすると録音機能が起動し、話した内容を録音しながら文字に変換してくれます。授業や会議の記録にとても便利です。

「同時通訳」機能ですが、変換したい言語を選ぶと、録音しながら自動的にユーザーが指定した言語に通訳してくれます。これもとても便利な機能です。

AIメガネの競争はますます激しくなっており、各有名ブランドが各自のAIメガネを開発しています。AIスマートグラスが次のブームとなるスマートデバイスになると言っても過言ではありません。

 

 

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