おすすめ中国語映画【唐山大地震】

 

“池袋中国語コラム”とは・・・

中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国語学習者にお勧めの中国映画をご紹介します。映画を見ることで中国に対する歴史や文化などの理解が深まるとともに日常的に使える中国語表現をたくさん学ぶことができます。気になる映画はぜひチェックしてみてください。

 

中国についてよく分かる傑作映画10

現代史・社会問題・自然災害

私たちは中国について、古代から近代までは学校の世界史で学びますが、現代史については学ぶ機会は多くありません。しかし今の中国を知るためには、そしてこれからの日本と中国との関係を考えるためには、現代史を知ることが非常に重要です。
今回は、近現代の歴史、社会問題、自然災害に関する映画を中心にご紹介いたします。社会問題や自然災害も、中国の近現代の歴史と大きく関わった問題ばかりを扱いました。中国について学ぶことはたくさんありますが、中国がどんな歴史を歩んできたか、まずそれを知ることから始めてみましょう!

【唐山大地震:2010年】(Tángshān dà dìzhèn)

『唐山大地震 Aftershock』Tángshān dà dìzhèn

2010年製作/135分/G/中国

邦題:唐山大地震

日本配給:松竹メディア事業部

 

第4回アジア太平洋スクリーン賞(2010)最優秀作品賞・最優秀男優賞

シネアジア2010″フィルム・メーカー・オブ・ディケイド”(この10年間で最高の映画制作者)馮小剛(Féngxiǎogāng)監督

ファー・イースト・フィルム・フェスティバル(2011)観客賞

中国映画監督協会 2010年度最優秀作品賞 受賞、監督の視点から見た女優賞 受賞

 

 

2011年に中国で公開した当時、「アバター」「レッドクリフ」を超え、中国映画歴代1位の興行記録を樹立し、台湾でも上映劇場数の記録を樹立。

米「NEWSWEEK」誌が“中国のスピルバーグ”と評する馮小剛(Féngxiǎogāng)監督作品です。

中国は地震が多く地震活動が頻繁な国です。

また地震活動の範囲が広く、マグニチュードが高く、震源が浅いため、人員の死傷、財産の損失など甚大な損害につながることが多いです。

1976年7月28日に発生したM7.8の唐山大地震(Tángshān dà dìzhèn)は、24万人以上の犠牲者を出した20世紀最大の震災です。(中華人民共和国 唐山市人民政府 日本事務所)

この映画では、唐山大地震(Tángshān dà dìzhèn)で生き別れた親子の32年間を描いています。

息子か娘、どちらを助けるか選ばなければならなかった母親と、選ばれなかった娘、その残酷すぎる選択は、その後の親子の関係を大きく変えてしまいました。

催涙弾映画とも言われた本作品は、単なるパニック映画ではなく、震災後の困難な中でも希望を失わず生きようとする家族の絆を描いた感動作です。

この映画では、唐山大地震(Tángshān dà dìzhèn)だけではなく、その後に起こった四川大地震(Sìchuān dà dìzhèn)のことも描いています。

20世紀に関していえば、中国で発生した各種自然災害による死者数のうち、地震によるものは50%以上を占め、全死傷被害の第一位。

また歴史上中国では強い地震が100回ほど発生しており、そのうち一度に20万人以上の死者を出したものは世界全体で6回ありましたが、そのうち中国が4回を占めています。

この映画は、地震大国中国の被害状況、また生きる強さについて考えさせられる映画です。

 

『唐山大地震 Aftershock』(Tángshān dà dìzhèn)予告編

 

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