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中国人の日常(公園での風景篇)~週末の出店の様子~

 

“池袋中国語コラム”とは・・・

中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国赴任の方、中国出張が多い方にお勧めの情報・ノウハウを提供しています。

【中国人の日常(公園での風景篇)~週末の出店の様子~】

公園の隣に南北に走る一本の道は“步行街(bù xíng jiē)”と呼ばれ、普段は公園と同じくここで踊りなどが繰り広げられます。ここで週末開催される朝市に行くと「ザ・中国」を感じられます。
若者の姿はほとんど見られません、集まっているのは年配者、“叔叔(shū shū)”“阿姨(ā yí)”です。売られているのはおもに、掛け軸、古本です。
販売の方法はいたってシンプル、とくに出店を出したりすることなく床に物を並べて売ります。または木と木の間にロープを張り、そこに自慢の掛け軸を吊るします。今の時代掛け軸?と一瞬タイムスリップしたかのような感覚になります。逆に興味がわきます。掛け軸の種類も様々で山水画・花鳥画・墨蹟などです。中国人の友人宅にお邪魔すると、だいたい立派なリビング“客厅(kè tīng)”には掛け軸が額に入れられ飾られています。初対面の中国の知人宅にお邪魔して、話題に困ったら掛け軸について聞いてみるのはいかがでしょう。「立派な掛け軸ですね、何と書いてあるのですか?どんな意味ですか?」と質問を重ねれば、15分は話がもちます。こうした掛け軸一枚を通しても、中国の歴史や時代、人々の思想などを知ることができます。愛着があるものが家に飾られ、今もまだ週末の朝市で売られているのです。

昔も今も変わらないもの、それは食に対する意識にも見られます。中国では日本よりも豊富な果物を安価で楽しむことができます。そのせいか、お菓子ではなく果物を食べる機会が多いです。中国では公園や道端で売られている旬の果物を見て、季節の変化を感じることができます。例えば、年季のはいったかごに計り売りされている生のくるみを見ると秋の訪れを感じます。日本ではローストされたものが主流ですが、中国はたいてい殻つきのくるみのまま売られています。専用殻割り機を使って殻を割り、丁寧に薄皮をむきます。生くるみは白くてしっとり柔らかく甘みがあってみんな大好きです。ちなみに茶色い薄皮部分の見た目が脳みそに似ているため、中国ではくるみを食べると頭が良くなると言われています。

公園の出入り口には移動式屋台が並び、B級グルメを楽しめます。日本でいうおでん屋さん、ラーメン屋台のような荷車でやってきて素早い慣れた手つきで自慢の一品を作ります。鉄板焼きもの、麺類、スープ類など様々です。その中には無防備に歩いていると強烈な匂いで鼻が曲がりそうになるものもあります。その正体は“臭豆腐(chòu dòu fǔ)”です。これは中国の伝統的な軽食の一つで発酵豆腐の一種、地域別に味付けも異なるようです。郷に入っては郷に従えで昆虫やカエルなどを食べることができても、さすがにこの強烈な匂いのする“臭豆腐(chòu dòu fǔ)”は難しいと拒絶反応してしまうかもしれません。中国では瓶詰のものもあり、“火锅(huǒ guō)”の隠し味としても使われます。旅行の際は、勇気を出して衛生面に気を付けながらこうした屋台ものに挑戦してみるのもいいでしょう。

こうした屋台と一緒に公園まわりをにぎやかにするのが、おもちゃを売る出店です。日本では見たことのない珍しいものもあり、お土産に買って帰るのもいいでしょう。例えば、中国でもドラえもんは“多啦A梦(duō lā Amèng)”と書き大人気です。黄色いチープなプラスチック製のプロペラに吸盤がついたタケコプター、こうしたものもあります。日本では見ないこの中国産吸盤付きタケコプターをつけて走れば子どもたちに大人気です。

 

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