成语故事【胸有成竹】

 

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中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。

胸有成竹

 

「中国故事成語」シリーズが続きましたが今回でいったんの最終回となります。今日は「胸に成竹あり」で日本でもよく使われる故事成語ですが、主典となる物語を知っている人は少ないのではないでしょうか。では本文をどうぞ!

成语故事系列【胸有成竹】

 

北宋时候,有一个著名的画家,名叫文同,他是当时画竹子的高手。

文同为了画好竹子,常年不断地在竹林子里头钻来钻去。

他一会儿用手指头量一量竹子的节把有多长,一会儿又记一记竹叶子有多密。

有一回,天空刮起了一阵狂风,人们都纷纷往家跑。

可就在这时候,文同抓过一顶草帽,往头上一扣,直往山上的竹林子里奔去。

他气喘吁吁地跑进竹林,两眼一眨不眨地观察起竹子来了。

由于文同长年累月地对竹子做了细微的观察和研究,对竹子都摸得一清二楚。所以画起竹子来,根本用不着画草图,因为心中已经有了竹子的样子。

 

【胸有成竹】比喻做事之前已做好充分准备,对事情的成功已有了十分的把握。

胸有成竹 (2)

熟語シリーズ「胸に成竹あり」

北宋時代に、文同という名の有名な画家がいました。彼は竹を描く名人でした。

竹をうまく描きたいがために、文同は年がら年中竹林の中にもぐりこんでいました。

彼は時には竹の節の長さを指で測り、時には葉の重なり具合を記録しました。

ある時、空から突風が吹き始めました。人々は皆、慌てて家に向かって走り出しました。

ところが、そんな中、文同はわら帽子をつかみ、頭に載せるなり、まっすぐ山の上の竹林に向かって走り出しました。

息を切らしながら竹林に駆け込むと、彼は瞬き一つせずに竹を観察し始めました。

竹について長年、綿密な観察と研究を重ねてきたおかげで、文同は竹を知り尽くしていました。そのため、竹を描く時に、下書きは一切必要ありませんでした。心の中に竹の姿がすでに刻まれていたからです。

 

【胸に成竹あり】物事に取り組む前にすでに充分な準備をしたため、その成功に十分な自信があるということを表現する言い方です。