おすすめ中国語ドラマ【延禧攻略】

 

“池袋中国語コラム”とは・・・

中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国語学習者にお勧めの中国ドラマをご紹介します。ドラマを見ることで日常的に使える中国語表現をたくさん学ぶことができます。気になるドラマはぜひチェックしてみてください。ドラマをよく見る方は中国語の上達も早くなります!

【延禧攻略:2018年】(yánxǐɡōnɡluè)

日本語タイトル【瓔珞(エイラク)~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~】

主人公・瓔珞(エイラク/Yīng Luò)のモデルとなったのは、最盛期の清朝を治めた乾隆帝の時代(在位1735~1795年)、数多い妃嬪の中で最も寵愛されたと言われる実在の女性で、孝儀純(コウギジュン/xiàoyíchún)皇后となる人物です。

今より二百年以上も前に、紫禁城で働いている姉の突然の死に絶望し、少女瓔珞は復讐を誓いました。紫禁城の繍坊で女官として働き、姉の死の謎を密かに調査し始めるのです。妃と女官たちからの嫌がらせやいじめに対しても、「やられたらやり返す」と宣言した瓔珞は正義感と智慧で乗り越えていきます。ついには富察(フチャ/Fù Chá)皇后に能力を認められ、女官のトップと任命されるのでした。

一方、宮中の女性を魅了する富察皇后の弟、美男子の傅恒(フコウ/Fù Héng)を犯人と疑い、彼女は優しいふりをして近づきましたが、二人はお互い惹かれて誤解を解き、恋に落ちた。しかし、乾隆(ケンリュウ/Qián Lóng)帝も瓔珞の冷たい態度に気を引かれ、好意を寄せるのでした。

この時、姉を死に追い詰めた真犯人たちが明らかになり、彼女の復讐の炎を再び灯しました。傷付けられても敵を打つと決心した瓔珞は復讐を成し遂げられるか?瓔珞を妹のように守ってきた富察皇后にも予想外の不幸が訪れ、遂に取り返しのつかない悲劇が起こってしまうのでした。傅恒と結ばれない運命に逆らえず、嫉妬や欲望の渦巻く後宮に潜む更なる陰謀に巻き込まれた彼女は、もう一度復讐の泥沼から立ち上がり、更なる強敵に勝ち抜けるのか?この鳥籠のような後宮に、思いがけなく出会った傅恒と皇帝との不思議な三角関係の行方はいかに?誰よりも寵愛を浴びる瓔珞が手にするものは愛なのか、それとも、権力なのか?

瓔珞を演じた吳謹言(ウー・ジンイェン/Wú Jǐnyán)は一気に名女優となり、富察皇后役の秦嵐(チン・ラン、Qín Lán)、乾隆帝役の聶遠(ニエ・ユエン/Niè Yuǎn)、後に悲劇の皇后となる嫻妃(カンヒ/xiánfēi)役の佘詩曼(シェー・シーマン/Shē Shīmàn)といった実力派俳優たちも、女性を中心に人気を集めました。

華麗な王朝生活を忠実に再現するため、清朝の歴史考証に工夫し、建物から小道具までできる限り本物を使いました。皇帝や妃嬪たちの簪と衣装も、ジュエリーの伝統工芸と蘇州の刺繍・手織りの職人によって制作され、古代の絵のような淡く優しい色合いに合わせて女優たちの美しさを更に輝かせました。

従来の時代劇の枠を超え、女性版「半沢直樹」とも評されたこの大逆転劇をぜひご覧ください!

 

延禧攻略

 

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