シャンシャンと雅安碧峰峡基地

 

“池袋中国語コラム”とは・・・

中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国赴任の方、中国出張が多い方にお勧めの情報・ノウハウを提供しています。

シャンシャンと雅安碧峰峡基地

 シャンシャンは2017年6月、上野動物園で父親のリーリーと母親のシンシンの間に生まれました。五年間ずっと東京の上野動物園で大事に育てられました。今年の2月下旬に、シャンシャンは日本から中国に向かい、四川省にある中国ジャイアントパンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地というところで過ごすことになりました。シャンシャンは人見知りで、10月8日にやっと一般公開できるようになりました。

 

 碧峰峡観光エリアは、四川省雅安市の北部に位置し、成都から128キロ離れています。成都から碧峰峡まで、車で1時間ちょっとで着きます。このエリアは、95%以上が森林で覆われており、「蜀の大地の肺」として知られています。この観光エリアは2020年に国家AAAAA級(最上位レベル)の観光スポットに評価されました。碧峰峡観光エリアは、野生動物世界、エコロジカルキャニオンエリア、パンダ基地の3つの部分で構成されています。

 

 碧峰峡基地は中国ジャイアントパンダ保護研究センターの一部で、2003年12月28日に正式に建設され、一般に開放されました。研究、繁殖、観光など多様な機能を備えた施設で、白熊坪、幼稚園、帰国子女パンダパークの3つの展示エリアに分かれています。現在、基地には60匹以上の大熊猫がおり、中国の大熊猫の国立公園であり、有名なパンダの故郷でもあります。シャンシャンもここで暮らしています。

 

 碧峰峡基地がある雅安市は、パンダの要素で溢れた街です。日常生活のあちこちで、可愛らしいパンダを見ることができます。

 パンダの横断歩道、信号、バス、タクシー、ゴミ箱、郵便ポスト...

 シャンシャンが帰国したことがきっかけで、雅安を訪ねる日本人も増えてきています。

 

 

 

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