中国屋台の朝食

 

“池袋中国語コラム”とは・・・

中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国赴任の方、中国出張が多い方にお勧めの情報・ノウハウを提供しています。

【中国屋台の朝食】

日本と違って、中国では朝早くから(五、六時くらい)屋台が多く営業しているので、外で朝ごはんを食べる人が多いです。屋台で食べたり、買って帰って家で食べたり、会社で食べたりと人それぞれです。

今日は中国の朝ごはんを紹介したいと思います。
中国の朝ごはんの定番といえば「豆浆 dòu jiāng」と「油条 yóu tiáo」です。豆浆は豆乳のことです。甘い(砂糖入り)のとしょっぱい(醤油、ネギ入り)の二種類あります。しょっぱい豆乳と一緒に食べるのが揚げパンの油条です。これを浸しながら食べるのが、なんとも美味しいです。

 甜豆浆      咸豆浆

 

「油条」と一緒に食べるもう一つの食べ物は「烧饼 shāo bǐng」です。烧饼で油条を巻いて食べるのがおすすめです。

 朝ごはんのもう一つの主役は「馄饨 hún tún」ワンタンです。色んなワンタンの中に、「千里香馄饨王 qiān lǐ xiāng hún tun wáng」は絶対の王者です。スープにパクチーがどっさり入っています。パクチーが苦手な人は抜いてもらうことが可能です。

 これ以外に「包子 bāo zi」も人気です。「肉まん」「野菜まん」、「椎茸まん」などたくさんの種類があります。特に寒い冬の朝、暖かい「包子」を食べると、体がぽかぽかになります。手で持つと湯たんぽにもなります。

 

 また、中国はとても広いので、朝食にも南北差異があります。例えば、南の人は朝お粥を食べるのがすきですが、北の人はコショウがたくさん入っているスープ「胡辣汤hú là tāng 」が好きです。南の人は甘い豆浆が好きですが、北の人はしょっぱい豆浆がすきなどなどの特徴です。
 日本人が中国に行くと、中国の朝食に慣れなくてパン食を選ぶ人もいれば、美味しくて楽だと思う人もいます。中国に行く場合は、ぜひ朝の風景と美味しい朝食を楽しんでください。

 

 

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