受講生の声 S.K様

池袋校 S.K様 学習暦8ヶ月

 

1、試験名と取得スコアを教えてください。
  2019年12月1日実施 HSK5級(听力83 阅读76 书写73 总分232)
2、中国語の学習歴はどのくらいでしょうか。
  1年7ヵ月(2018.6月学習開始)
3、いつから試験を準備し始めたでしょか。
  2019.10月半ば

4、使った参考書を教えてください。
  ①HSK公式過去問集5級2015年度版(株式会社スプリックス)
  ②新HSK5級単語トレーニングブック(株式会社アスク出版)
  ③新HSK5級トレーニングブック 読解・作文問題編(株式会社アスク出版)
  ④新HSK1~4級単語トレーニングブック(株式会社アスク出版)

5、どのように勉強しましたか。
  試験に申し込んだ10月半ばに上記①を一回分だけ試しにやってみてどのような問題が出るか把握しました。この時は理解、回答できる問題が3割ほどしかありませんでした。
听力と語彙力が圧倒的に足りない状態でしたので、1年前に受けたHSK4級の時と同様、②の単語トレーニングブックを使って主に听力を高めることにしました。語彙力については時間が足りないのでムリして暗記しようとせず、听力を高める過程で自然と覚えられる範囲でよし、としました。
②の参考書の構成は一つの単語につきそれぞれ1~3文程度の例文が掲載されており、付属する音声素材は単語の発音、それから各例文の読み上げ音声が流れるという構成になっています。
この参考書を使って一日1~2時間ほど例文の音声を聞いて書き出す(ディクテーション)、を行いました。一度では聞き取れない、あるいは漢字がわからない文もあるので複数回聞いてみてある程度大まかに書いたら例文をみて確認し、間違っている文字、抜けている文字を書く、ということを行いました。それから声に出して読み上げました。単語量が多かったので後半はすべて書いていると、時間が足りなくなるので重要な単語の部分だけ書きました。このやり方によって听力と漢字の筆記をトレーニングできました。
また、ランニング中や通勤中など移動中は④を常に聞いて、流れてきた音声の文を頭の中で把握できるようにしました。④と②は割と音声の読み上げ速度が同じ位なので听力のトレーニングに未だに④を使用しています。②は単語が難しいので移動中の「ながら学習」には使えませんでした。
試験直前の1週間くらい前になってようやく③に手を付けました。书写のうち、並び替え作文は②を聞きこんでいると何となく中国語の語順が身につくのである程度できますが、第二部分の作文は解答例などを参考にしないと、どう回答を書けばわからないので、③の後半部分をざっくりとやって、その語並べ替え作文のパートもさらっとやりました。阅读の部分はほとんど手を付けていません。
試験二日前くらいに改めて①を1回分だけやってみたら听力が8割くらい解答できるようになってました。①に関しては結局2回分しか解いておらず、WEB上にHSKの各級の過去問がPDFで公開されているので①は購入する必要はなかったかもしれません。

6、他の学習者へお勧めの方法はありますか。
  語学は結局のところ多聴多読に尽きるので②の教材のようなもので聞いて書いて、できれば声に出して真似して音声と同じ速度で読む、というのが基本的に効果的かと思います。それによって長い文章も読めるようになってきます。プラス、作文に関しては解答例などを見ておけば、すごく単純な文章を書くだけでいいのだ、ということを事前に把握しておけて良いです。文学的な美しい表現は全く必要がなく、ごくごく当たり前で分かり切ったことを中国語で書けばよい、というのが要求される回答です。