今日から5回に渡り「成語」を紹介していきたいと思います。中国の成語は日本や韓国までも広がり、現代の我々が知っているものも多々あります。中国人も会話の中でよく使うので中国人のように中国語を話すにはこの「成語」の意味と物語を知っておくことが必須ですね。
语言中的盐—成语 (言葉の中の塩-成語)
成语被称为语言中的盐,是因为语言中有了它,就会更有味道。您用汉语会话的时候,不妨使用一下“盐”。今天开始,陆续向大家介绍一些常用的成语故事,希望您通过故事记住这些成语的意思和用法。
成語は会話の中の「塩」とも称され、会話中に成語があると会話に「味」がつきます。あなたが中国語を話すときに、この「塩」を使ってみてはいかがでしょうか。今日からみなさんにこれらのよく使う故事成語を紹介していきます。この故事を通してこれらの成語の意味と用法を覚えてください。
胸有成竹
文同是宋朝的一位画家,他特别喜欢画竹子。为了画好竹子,文同在自己家的院子里种了许多竹子,并且经常仔细观察竹子的生长过程,了解竹子的特性。比如,在春夏秋冬不同的季节,在晴天和下雨之后竹子的形态都是不一样的。由于他对竹子的各种形态都非常熟悉,非常了解,一旦画起竹子,他的心中早已有了现成的竹子形象,所以能够把竹子画得跟真的一样。 后来,人们就用“胸有成竹”这个成语比喻在做事情以前,已经充分的考虑和准备,因而显得非常有信心,成功的把握也非常大。
文同は宋朝の画家で特に竹を描くのを好んだ。良い竹画を描くために文同は自分の家の庭に多くの竹を植えました。その上常に竹の成長過程を子細に観察し、竹の特性も理解していました。例えば春夏秋冬異なる季節で晴れの日と雨の日の後では竹の形状は全て違っていました。彼は竹のそれぞれの形状全てを熟知し、理解していたので一旦絵を描き始めると彼の中ですでに実際の竹の像が出来上がっているので、竹画は実物の竹と同じようでした。その後、人々は「胸有成竹」この成語を物事を行う前に十分に考慮、準備することで 物事の成否にはっきりと自信が持て、成功を得る公算が大きいことに例えます。