資格向けコラム-HSK5級

 

“池袋中国語コラム”とは・・・

中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、HSK、中検など中国語資格習得にチャレンジしたい方にお勧めの情報・ノウハウを提供しています。

【HSK5級】

HSK5級筆記試験は、HSKの中で上から2つ目の難易度です。受験生の日常中国語の応用能力を判定するテストとされ、「中国語の新聞や雑誌が読めるだけでなく、中国の映画やテレビも観賞でき、さらに、中国語でスピーチすることができる」ことをレベルとして求めています。対象は主に週2~4回の授業を2年間以上習い、2,500語程度の常用単語を習得している者としています。リスニング、読解、作文の3パートから成り、それぞれ100点で300点満点となります。かつては180点以上が合格とされましたが、現在は5級6級試験は300点中〇〇点という評価になります。対策としては過去問題を解いて、問題に慣れることが必須です。ではそれぞれのパートのポイントを見てみましょう。

リスニング・・・一回の放送で会話の内容や正誤判断を行います。テクニックとしては問題が読まれる前の時間で選択肢に目を通し、どのような内容が流れてくるかを予想します。また人物、時間、場所、数字など重要センテンスは必ずメモを取りましょう。

読解・・・日本人は比較的得意とする部分なので、ミスなく得点をとれるようにしましょう。時間配分が重要なので過去問題を解く時も、できれば実際の試験と同じ時間で行いましょう1問を1分弱で回答するスピードが必要です。問題を全て読む必要もないので、答えが書いてある部分を探します。

作文・・・並べ替えは比較的簡単なので、5つの単語を使っての80字作文と写真を見ての80字作文がありますが、こちらは練習が必要です。前者は5つの単語を全て使う必要があるので分からない単語があっても意味と品詞を想像して文章にします。後者は写真を見て自分で自由に内容を作ればよいので若干難易度は下がります。どちらも80字を少し超えるくらいの分量にし、知っている接続詞や副詞を使い、単語や文法を間違えないようにしましょう。

 

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