資格向けコラム-HSK6級リスニング

 

“池袋中国語コラム”とは・・・

中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、HSK、中検など中国語資格習得にチャレンジしたい方にお勧めの情報・ノウハウを提供しています。

【HSK6級リスニング】

HSK6級試験の中でリスニングは難易度が高く、苦手としている人も多いかと思います。というのも中国のニュースで流れるスピードとほぼ変わらず、かつ使用される単語、語彙が難しいので分からない単語が出てくるとそこで躓いてしまい、後ろの内容も耳に入ってこなくなるからです。HSK5級が常用単語2,500語なのに対し、6級は2倍の5,000語になるので、中国人が日常会話でおおよそ3,000単語を話すといいますので、それを超える単語力、語彙力が必要となります。

第一部分は全15問の短文形式で、4択で選択肢から最も相応しいものを選びます。話題は笑い話、論説文、紹介文、ニュース、記事などのテーマで、リスニングの中では比較的得点しやすいので、ここでできるだけ落とさないようにしましょう。テクニックとしては、⓵選択肢に目を通し時間や場所を表す語に注目し、放送される問題を予測しておく。②放送の最後の言葉に注目、話のオチやまとめがよく入る。③ストーリーの場合5W1Hに注目。となります。

第二部部はリスニングの中で最も難しいパートで、全15題で700字前後のインタビューの内容に対する問いがそれぞれ4~6つあります。放送が4分程度と長く、かつ専門用語もあり内容も多岐にわたるので慣れが必要です。テクニックとしては⓵文頭に多く出てくるテーマを聞き取る。インタビューされる人の身分、仕事、議論内容や数字、時間に注目。③インタビューする側の質問を聞き取る。④インタビューされる側の返答と選択肢を見比べる。となります。

第三部分は全20問で6つの文章に対する問いが2~4つ放送されます。テーマは第一部分と同じく多岐にわたります。問いと放送される文章の内容は同じ順序になっているので、まずは設問に目を通し、放送される内容を予測します。その後、文中のキーワードに注目します。例えば総括(可以说,也就是说)、強調(要知道,尤其是)、原因(所以,因为)、逆説(但是,不过)、仮定(如果,假如)を表す言葉に注意します。

おススメの学習方法として、Bitex中国語で提供している「リスニング時事中文」があります。こちらはメールアドレスの登録で誰でも使うことができるので上級試験のリスニング対策にもってこいです。漢字の文章や写真を見ずに、耳だけで聞いてみて分からない単語や表現を一つずつ潰していきましょう!ぜひ試してみてください!!

Bitex中国語「リスニング時事中文」

 

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