赴任向けコラム-共享汽车

 

“池袋中国語コラム”とは・・・

中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国赴任の方、中国出張が多い方にお勧めの情報・ノウハウを提供しています。

【共享汽车】(gong4 xiang3 qi4 che1)

中国では、近年スマホアプリを活用した超便利な社会システムが生まれています。その一つとして、都市部を中心に大流行している「共享汽车(シェアカー)」です。シェアカーの中でもGofun出行は1万2000台の専用車両を北京、上海、武漢、成都、南京など21都市に展開しているという。今回の赴任コラムでは、「共享汽车(gong4xiang3qi4che1)」についてご紹介します。

①登録方法

最初に専用アプリのインストールから行います。中国のアプリのセオリーである、携帯電話番号による実名登録作業の後、免許証の写真をアップして、許可を得たら利用が可能になり、アプリを起動しマップを見て車両を探せます。登録時に699元のデポジットを支払います(退会時全額返却)。外国人の場合、登録には携帯電話番号とパスポート、支付宝(ALIPAY)などのスマホ決済システムが必要になるが、手続は全てスマホで簡単に済ませることができます。シェアカー利用料は、1分1角(1時間で6元=約100円)の時間と、1元1キロの走行距離からの費用を合算した額となります。

②メリット

「共享汽车」のメリットの一つとしては、電気自動車のシェアカーは、普及するほど車購入を抑えられ、環境を改善できます。

③デメリット

現在、「共享汽车」は多く使われているが、問題点もあらわになってきました。電気自動車の問題として、走行可能距離内で走るか、充電スタンドを意識しながら走るかしなければいけません。その問題点について、中国政府が積極的にEV用充電スタンドを設置しているようです。

皆さん、どうでしょうか。中国に行く際は、ぜひ「共享汽车」に乗って体験してみてください!

 

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