池袋中国語コラム “就”和“才”

 

“就”和“才”

時間副詞と語気副詞の“就”と“才”は正反対の意味があり、その区別を覚えましょう!

時間副詞の“就”和“才”

 :「すでに」「もう」「とっくに」

:「やっと」「ようやく」

  いつも行われる動作、或いは過去に行われた動作が、通常より早い時期に実現する、或いは実現したことを示すために、動詞の前に“”を置きます。日本語の「すでに」「もう」「とっくに」に当たります。

その反対に通常より遅い時期に実現することは“”を使い、日本語の「やっと」「ようやく」に当たります。

例句:(1)八点上课,他每天七点到了。

(2)八点上课,他每天九点来。

(3)坐飞机两个小时(   )到了。

(4)坐船五十个小时(   )能到。

 

時間的に早いことと遅いことを表す“就”と“才”の前には、時間、年齢の他に数量を表す語句も置けます。また、“就”を使う時には、動詞の後によくを置きます。

“才”を使う時には、普通、動詞の後に“了”は使えません。

例句:(1)老师讲了一遍他明白了。

(2)老师讲了三遍我明白。

(3)我吃了一个包子(   )饱了,他吃了5个包子(    )饱。

答えは一番下段です⇓⇓⇓

 

語気助詞の“就”和“才”

 “就”:「」「こそが

“才”:「Aではなく、Bこそ正しいのである」

  あるものを相手に強調して示したい時に、「あれが…ですよ」というニュアンスを含める場合、“就”を使います。

例句:(1)那是我家。

(2)明天是你的生日了。

以上の例文は“就”がない場合は普通の陳述文です。“就”があると、強調の語気が表れます。

一方、“才”も強調の語気を表しますが、必ず、あるものを否定してから、正しいものを強調して示す時に使われます。

例句:(1)这儿不是我家,旁边那个红色的房子是我家。

(2)明天不是我的生日,后天是我的生日。

(3)这张桌子(   )是你的办公桌。

(4)这张办公桌不是你的,旁边那张(   )是你的。

 

 

↑の答え

(3)坐飞机两个小时(就)到了。

(4)坐船五十个小时(才)能到。

(3)我吃了一个包子(就)饱了,他吃了5个包子(才 )饱。

 

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