中国ホテルの朝食

 

“池袋中国語コラム”とは・・・

中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国赴任の方、中国出張が多い方にお勧めの情報・ノウハウを提供しています。

【中国ホテルの朝食】

初めて中国に行かれる方のほとんどは、中国の食べ物に不安を感じるでしょう。学生からもよく「中国の初出張ですが、中国のホテルの朝食には何がありますか?」と質問されます。そこで、今日は中国のホテルの朝食について紹介したいと思います。

 

 一般的な朝食には、中華と洋食の二種類があります。

 

 日本とは違って、中国では朝にご飯を食べることはあまりなく、その代わりにお粥を食べます。一般的に、白粥、ピータン粥、あずき粥などがあり、漬物や点心と一緒に食べることが多いです。点心は基本肉まん、揚げパン(油条)、焼売、焼き餃子などがあります。もちろん、ホテルによってはチャーハンを提供するところもあります。

 お粥が苦手な人は、麺類の朝食を選ぶこともできます。例えば、焼きそば、ラーメン、ワンタンなどがあります。

 また、蒸した雑穀類もあります。例えば、蒸したサツマイモ、カボチャ、山芋、トウモロコシなどが一般的です。

 

 洋食の場合は日本のホテルとそんなに変わらないです。サラダ、食パン、クロワッサンなどがあって、ゆで卵、目玉焼き、ソーセージ、ベーコンなどもあります。飲み物は牛乳、ジュース、コーヒー、紅茶などがあります。しかし、牛乳は冷たい牛乳ではなく、温かい牛乳が一般的です(中国人は冷たい物は体によくないと思う人が多いです)。

 さらに、フルーツやデザートもあります。フルーツは、リンゴ、バナナ、オレンジ、メロンなどが一般的ですが、スイカやライチなどの季節の果物が出ることもあります。デザートとしては、小さなケーキなどが用意されています。

 最近、中国のレストランでは食品ロスを防ぐために「光盘行動(クリーンプレート運動)」を推奨しています。「光」は何もないという意味で、「盘」はお皿の意味です。つまり、取ったものはすべて食べ切るようにし、必要以上に取りすぎないことを呼びかけています。

 また、中国の水道水は直接飲むことができませんが、ホテルでは通常、無料のミネラルウォーターを2本用意しています。スーパーやコンビニでも売っています。

 

 基本的に、比較的有名なチェーンホテルや大きなホテルに泊まれば、大きな問題はないでしょう。高級ホテルに泊まる場合は、食事も宿泊環境もより良く、サービスの質もさらに高くなります。

 

 

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