“池袋中国語コラム”とは・・・ |
中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国の文化を紹介しています。語学を勉強するにはその国の文化を理解することも必須です。中国文化を知ってより中国語を楽しみましょう!
【中国の小学生に大人気!】
——-咕卡、手账、盘串
咕卡(gūkǎ)
「咕卡」(gūkǎ)という言葉の「咕」は、韓国語の「꾸미다(クミダ/飾る、デコレーションする)」に由来する音訳です。もともとは韓国のファンたちがアイドルグッズを可愛く飾る文化から始まりました。この文化は2022年にSNSを通じて中国に広まりました。現在は、中国の小学生の間で人気のあるキャラクターカードです。セットで購入して、家で簡単に作れます。カードスタンド、ホイップねんど、シールなどが入っていて、完成品はキーホルダーとして、リュックや文房具などの飾りによく使われます。最近では、友達と「咕卡交換会」を開いたりするのが流行しています。
手账(shǒuzhàng)
「手账(しゅざん)」という言葉は、日本語の「手帳」から来た外来語です。近年、中国の小学生の間で「手帳(手账)」をデコレーションして楽しむ文化が流行しています。これは単なるスケジュール管理ではなく、シールやマスキングテープ、色ペンなどを使って、日記や思い出、好きなキャラクターなどを自由に飾る「デコ手帳」のようなものです。
こちらは、小学2年生の子どもが夏に作った手帳(デコ手帳)です。手帳の中には、好きなキャラクターシールを貼ったり、夏の思い出を書き込んだり、自分だけの世界を表現するページがたくさんあります。完成した手帳は友達と見せ合ったり、SNSでシェアしたりすることもできます。
手帳作り用のシールなどは、「淘宝」にもたくさん売っています。下のようなセットは800円くらいで購入することができます。
盘串(pánchuàn)
上の2つが主に女の子の間で流行っているものだとすれば、「盘串」は男の子にも女の子にも人気のある遊びです。
「盘串」とは、ビーズや木製の玉を糸に通して、ブレスレットやネックレスのようにする手作りアクセサリーのことです。もともとは大人の間で流行していた趣味の一種でしたが、最近では小学生も自分のセンスで可愛いデザインを作ることが楽しまれています。手首でくるくる回して遊びます。学校の休み時間や放課後に友達と交換したり、お気に入りの串を集めて見せ合ったりするのが人気です。
中国の小学生は学業の負担がとても重いです。勉強の緊張を和らげたり友達とのコミュニケーションを高めたりすることができます。
これらは中国の小学生の間で流行している代表的な遊びや趣味であり、創造力や交流を深める手段にもなっています。
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