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中国2020年ネット流行語トップ10

 

“池袋中国語コラム”とは・・・

中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国で流行する文化や言葉を提供しています。現地の若者と交流する際にお勧めの情報です。

【中国2020年ネット流行語トップ10】

日本でも〇〇年の流行語大賞が発表されますが、世相を表すものとして興味深いものがあります。中国でも流行語は毎年話題となり、上海の雑誌《咬文嚼字(yǎo wén jiáo zì)》編集部は2020年の十大流行語を以下のように発表しました。それぞれ「人民至上,生命至上」、「逆行者」、「飒」、「后浪」、「神兽」、「直播带货」、「双循环」、「打工人」、「内卷」、「凡尔塞」です。昨年から世界中が影響を受けるコロナウイルス関連の言葉が多く入って来ています。

 

1、人民至上,生命至上
(rén mín zhì shàng , shēng mìng zhì shàng)
「人民至上,生命至上」とは、国民の利益はもっとも大事、命はもっとも大事ということです。コロナに関わる言葉がランクインしています。

2、逆行者(nì xíng zhě)
「逆行者」とは、職責と信念により、重大な危険が発生した時に、個人の安否を顧みず、困難を迎えて、他人の生命、財産の安全を救う者です。2020年、「逆行者」は現場でコロナと戦う医者や看護師たちに対する呼称となります。

3、飒(sà)
「颯」はかっこいい、できる女性に多く使われています。統計によると、コロナ現場で奮闘している医師の約50%は女性で、看護婦の中で女性は90%を超えました。「颯」という言葉で彼女たちを表現するのは、彼女たちに対して最も崇高な敬意を表しているからです。

4、后浪(hòu làng)
「后浪」は「长江后浪催前浪,世上新人换旧人 cháng jiāng hòu làng cuī qián làng , shì shàng xīn rén huàn jiù rén(揚子江の後からの波が前の波を押し出し、世の中に優秀な若者がどんどん出てくる)」という詩から来ました。現在流行している「後浪」とは、大体九十年代以降に生まれた若者たちのことです。この世代は一人っ子世代が多く、自由、反抗的だと思わがちですが、コロナに対して、彼らは身を惜しまず前に突き進み、実際の行動で自分を証明しました。「后浪」は歴史が彼らに与えた責任と使命を引き受け、この偉大な時代の「希望の世代」となります。

5、神兽(shén shòu)
「神兽」とは、中国古代の民間神話伝説の中に出てきた動物のことです。コロナの影響で、子供たちは学校に行くことができなく、ずっと家で勉強していました。親は毎日家でいろいろな技と知恵を使って子供たちと闘わなければなりません。まるで「神獣」と闘っているようです。

6、直播带货(zhí bō dài huò)
以前のコラムの時にも紹介しました。アプリ上で、安い値段で商品を即売する手法です。

7、双循环(shuāng xún huán)
中国共産党第19期中央委員会第5回全体会議は「国内の大循環を主体とし、国内と国際双循環相互促進の新たな発展パターンの構築を加速する」と提出しました。

8、打工人(dǎ gōng rén)
「打工人」とは、肉体労働者、サラリーマンなど雇われている全ての人を指します。ここでは、ちょっと皮肉が込められているのです。まるでアルバイトのような(もしくはそれ以下の)働き方をさせられています。どんな職業であろうと、生活のために働かなければなりません。

9、内卷(nèi juǎn)
元々は、involutionという社会学の専門用語です。簡単に言うと「みんな頑張ってるから自分も頑張らないと追いつけないという考えの下、限られる資源のなかで頑張れば頑張るほど競争がますます激しくなる状態」ということです。最初は高校生たちの競争から定着した言い方でしたが、現在は社会全体的に広がりました。

10、凡尔赛(fán ěr sài)
「凡尔赛」は日本語に訳すと「ベルサイユ」です。べルサイユ宮殿はパリの有名な宮殿の一つです。歴史的にはフランス各地の貴族が集まるところです。ヴェルサイユといえば、宮殿、豪華、貴族を連想させます。ネット上の「凡尔赛」とは、高級感や贅沢な生活をアピールするスタイルのことで、自分の優越感をさりげなく逆表現で誇示することです。

 

 

 

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