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Category Archives: 中国語入門

効率よく学習するには~記憶の定着率~

 

“池袋中国語コラム”とは・・・

中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。こちらのカテゴリーでは中国語入門の方へ役立つ情報を中国語を交えて紹介していきます。

【効率よく学習するには】~記憶の定着率~

 

「長時間がんばって勉強しているのに、勉強した内容がなかなか覚えられない」とか「年をとったので物覚えが悪くなって」といった声を受講生の方から耳にすることがあります。「人間の記憶力」という部分に焦点をあてて、効率よく学習する方法を探してみましょう。

 

ラーニングピラミッド

 

学校での授業から社会人での新人研修、資格取得のための勉強など「人生は学び」がずっと続きます。人間がずっと繁栄してきているのは知らないことを「学びたい」という「探求心」があるからでないでしょうか。

人類の技術の発展により「学ぶ」方法も多種多様になってきました。読書から始まり、講義、実技、議論、最近ではeラーニングなどさまざまな方法で学習を行いますが、現代人は忙しく、学習時間が限られていて状況では、より効率の良い方法での学習がスムーズに学習内容を身につけることにつながります。いくら勉強してもなかなか成果がでないという人はこの学習方法を見直すだけで思わぬ効果が出るかもしれません。

アメリカ国立訓練研究所の研究によると、学習方法と平均学習定着率の関係は「ラーニングピラミッド」という図で表すことができるそうです。

講義を受ける・・・5%

読書をする ・・・10%

視聴覚(ビデオ・音声)による学習・・・20%

デモンストレーション(実演を見る)・・・30%

ディスカッション(他者と議論する)・・・50%

実践による経験・練習      ・・・・75%

他人に教える          ・・・・90%

例えば大学での単位のためだけの興味のない授業など一番記憶に残らない代表だと言えます。反対に人に教えるためには自分自身がしっかりと理解をする必要があるため最も記憶に残り、スキルとして自分の中に残っていきます。覚えたい内容を効率よく脳に定着させるには、誰かに強制されてダラダラ勉強するのではなく「ラーニングピラミッド」に沿ったスケジュールで能動的・積極的に学習することが有効だと言えます。自分から能動的に何度も学習に関わっていくことで勉強への興味も高まり、それまでなかなか覚えられなかったことも実践・経験を通して確実に脳に定着していくでしょう。

記憶の定着のカギは「能動的な学習」だと言えるでしょう。

 

エビングハウスの忘却曲線

 

「人は何かを学んだあと、20分後には42%忘れてしまう」そう言ったのはドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスです。エビングハウスは、無意味な音節を記憶し、時間と共にどれだけ忘れるかを数値化する実験を行いました。それが下のグラフ、「エビングハウスの忘却曲線」です。

人が何かを学んだ時、

20分後には42%忘れる

1時間後には56%忘れる

9時間後には64%忘れる

1日後には74%忘れる

2日後には75%忘れる

6日後には77%忘れる

31日後には79%忘れる

 

ということが分かります。そのためには定期的に記憶に再定着することが必要で、例えば一度覚えた単語テストを定期的に繰り返して定着率を高めていく必要があります。受験生の時に使った英単語帳が確かに有効で、今では様々便利なアプリがあるので記憶の定着に活用するとよいでしょう。通勤時間やお昼休憩、夜寝る前などに復習することでかなりの違いがでてきます。

 

幼少期は言語習得の黄金期

 

アメリカの言語教育の権威T.アンダーソン博士によると大人と子供では言語習得の方法が180度異なります。およそ10歳前後を目安に「体験的に言語を習得」し、それ以降は逆に「論理的に言語を習得」する能力へと変わっていくそうです。6歳ころまでの幼児が確かに顕著で親やテレビから聞く「音」を聞いただけで覚えることができます。幼少期に言語習得することは子供に備わった能力を最大限に活用できると言えます。

 

 

人間の脳のピーク年齢

 

マサチューセッツ工科大学で認知科学を研究するジョシュア・ハーツホーン氏によると人間の能力のピーク年齢は、能力ごとに違っているそうです。加齢に伴う知能の変化に関する研究で下の図のようになっています。

情報処理力や記憶力などは10〜20代でピークを迎えるので、大量の知識を覚える受験勉強などは確かに若いほうが有利ということでしょう。「ITエンジニア35歳定年説」などが表すように記憶力は若い方が優れているのが一般的な認識です。しかしすべての能力のピークがこの年齢ではないようです。

図によると、例えば集中力は40歳を超えてからがピークで、短時間で仕事の資料を作ったりと働き盛りに見合った能力です。人の感情を読み取る力は48歳がピークとあり、いろいろな立場や経験がなければ相手の感情を理解することは難しいと思えるので、納得できる分析結果です。さらに見ていくと、基本的な計算能力、歴史的な出来事や政治的な思想といった一般的な情報を学び、理解する能力は50歳がピークとなっています。

もう若くないから、学びが意味がない、忘れてしまうという方にもまだまだうれしい研究結果です。

 

中国語の学習方法

コロナ禍で「新しい学習のあり方」も様々見直されてきましたが実際の学習効果はどのようになっているでしょうか。対面レッスン、オンラインレッスン、録画視聴、eラーニングでの学習者の上達を見ていると、やはり如何に「能動的に学習に取り組んでいるか」で結果が変わっているように思います。講師から課題や宿題など指示、指導することがありますが、本人の学習モチベーションによって上達するスピードがやはり違います。

「学ぶ」ということはやはり本人が能動的に取り組んでいるかどうか、「アクティブラーニング」が重要だと言えます。

 

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日中同じ漢字で違う意味【日中同形語】

 

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中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。こちらのカテゴリーでは中国に関する豆知識を中国語を交えて紹介していきます。

【日中同じ漢字で違う意味「日中同形語」】

 日中両国は昔から多くの分野で交流してきました。中国の漢字は日本に伝わってきて、日本語の重要な一部になりました。中国語も日本語も共通の文字である漢字を使用するため、中国語を全く知らない日本人でも、中国語の字だけを見ていればなんとなく意味が分かります。しかし、一部の漢字では、同じ漢字を使っても意味が違うことがあります。外国語を勉強していくうちに、語彙に対する正しい理解は外国語をマスターする一つのキーです。ここでは、日本語と中国語において同じ漢字でも意味が違う単語をピックアップして解説しましょう。

中国語 

日本語

ピンイン

中国語

日本語

ピンイン

爱人

奥さん

ài rén

外人

仲間以外の人

ài rén

暗算

ひそかにたくらむ

àn suàn

恰好

ちょうど

qià hǎo

得体

(服装、言葉、行動などが)適切である

dé tǐ

怪我

私のせい

guài wǒ

石头

shí tóu

汽车

qì chē

大方

けちくさくない

dà fāng

汽水

炭酸を入れた清涼飲料水

qì shuǐ

大手

大きな手

dà shǒu

谨慎

慎重

jǐn shèn

大家

みんな

dà jiā

组合

チーム、組合せる

zǔ hé 

改行

転職

gǎi háng

经理

マネージャー

jīng lǐ

心地

こころ

xīn dì

地道

本場

dì dào

出世

生まれる

chū shì

丈夫

主人

zhàng fū

新闻

ニュース

xīn wén

成败

成功と失敗

chéng bài

前年

おととし

qián nián

大丈夫

一人前の男

dà zhàng fū

皮肉

肉体

pí ròu

天井

(四方を家に囲まれた)中庭

tiān jǐng

难听

(曲などが)聞きづらい

nán tīng

人间

世間

rén jiān

节目

番組

jiē mù

小人

人徳が高くない人

xiǎo rén

放心

安心する

fàng xīn

麻雀

スズメ

má què

无理

理不尽、不当である

wú lǐ

迷惑

迷う、惑わす

mí huò

ベッド

chuáng 

用意

意図

yòng yì 

老婆

奥さん

lǎo pó

暖房

温室

nuǎn fáng

信心

自信、確信

xìn xīn

早饭前

朝ごはんの前

zǎo fàn qián

真面目

本当の姿

zhēn miàn mù

作风

(仕事や思想上の)やりかた

zuò fēng

烧饭

ごはんを作る

shāo fàn

邪魔

妖怪変化

xié mó

结束

終わり

jié shù

お母さん

niáng

心中

心の中

xīn zhōng

是非

良いことと悪いこと

shì fēi

得意

自慢する

dé yì

喧哗

騒がしい

xuān huá

彼岸

川や海の向こう側

bǐ àn

会意

意味を悟る

huì yì 

勉强

無理、何とか頑張る

miǎn qiáng

合同

契約書

hé tóng

手纸

トイレットペーパー

shǒu zhǐ

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池袋中国語コラム 中国語入門~漢字

 

“池袋中国語コラム”とは・・・

中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国語入門者向けの方にお勧めの情報・ノウハウを提供しています。

【中国語入門~漢字~⓵】

中国語を学ぶ上で日本人に有利なことは同じ漢字を使っていることです。漢字は日本でも非常に馴染み深いものとなっており、中国語の文章の中では見たことのある文字も多いのですが、そのほとんどは繁体字と呼ばれるもので、実は中国でもあまり利用されなくなっていることが多いのです。これに変わり中国では簡体字と呼ばれる、簡略化された文字を利用するので、慣れてくると画数も少ないので使いやすいです。

繁体字と簡体字の違いはその意味の深さにあり、繁体字は日本で使われる漢字と同じように複数の読み方があり、また文字に深い意味を持たせていることが多いため、非常に重要な場面などで利用されることが多いです。古くから伝わる漢文などはすべて繁体字で書かれているので、複数の読み方ができることので、その読み方に戸惑ってしまうことも少なくありません。これに対して簡体字は基本的に、1つの読み方しかないことから覚えてしまうと簡単です。例えば漢字の「生」は「せい」「なま」「い(きる)」「う(まれる)」など多くの読み方がありますが、中国語では「sheng1」の一つのみです。これだけ見ると日本語がとても難しいように思えます。

中国語を学ぶ際にはこの文字の違いとその意味を理解することが基本的な事柄となります。一見同じ漢字のように見えるため、非常に難解に思うことも多いのですが、繁体字と簡体字の意味の違いと使い方の違いを習得することで、スムーズに文章を作れ、理解も簡単になります。

 

中国では複雑な漢字の読み方を示す際にピンインと言う表記を用います。これはアルファベットの音にアクセントの位置を示す記号をつけることで発音を表記する方法です。日本語の辞書でも記載されているものがあるため、目にしたことがある人もいると思いますが、中国では読み方を学習する際にこの表記を用いて学習するのが基本です。

中国語は日本語とは異なり、声調・アクセントが非常に重要な意味を持つため、そのアクセントの位置を間違えると全く意味の異なる言葉になってしまいます。日本語は一般的にはアクセントのない平坦な言葉と言われており、前後の状況や方言によってその位置が変わりますが、中国語では英語と同様にアクセントが重要な意味を持っており、単に発音の仕方だけでなくそのアクセントの位置も確実に覚えること正確な中国語を話すために必要です。

最近ではパソコンやスマートフォンが普及しており、文字をパソコンに入力する場合にはそれぞれの国によって違いがありますが、基本的には読み方を入力してこれを変換することで漢字の表記を得ます。欧米の場合には漢字などを使用しないため、アルファベットをそのまま入力することになりますが、日本や中国などの場合には漢字を使用するため、その読み方を入力して該当の漢字を見つけます。日本語の場合は「ひらがな」を入力しますが、中国語では「ピンイン」を利用します。読み方を直接キーボードで入力することでこれに対する漢字の候補が現れる仕組みとなっています。

 

現代中国語は、日本語からの表現なども取り入れているので、中国語の原文だけを見ていても何となく内容が分かることも多いです。しかし、実は日本の漢字表現とは意味が全く異なっている単語もたくさんあるので、学習する時には間違った意味を覚えないようにすることが重要です。日本の漢字の書き方や意味などを比較しながら学ぶのも、中国語の面白さです。

中国語と日本語で全く意味が異なる言葉としてとても有名なのが、「愛人」という単語です。日本語だと既婚者のいる人の浮気相手であったり、秘かに交際している公にできない恋人などを指しますが、中国語だと、愛する人という文字通り、旦那さんや奥さんをなど配偶者を指す言葉として用いられています。ちなみに中国語で奥さんを指す言葉は「老婆」ですが、日本では高齢者の女性のことですね。ドラマなどで既婚者の男性が奥さんを老婆という呼び方をしていても、全く普通のことなのです。

また「手紙」も、日本と中国では全く違った使われ方をする単語としてよく挙げられます。中国語では手紙はトイレットペーパーのことです。日本語の手紙と同じような意味合いで用いられているのは、「信」という言葉です。「机」も日本では「つくえ」を表す言葉ですが、中国では機械などを意味します。机场(机場)で飛行場の意味です。これらの他にも漢字から受ける印象が別物になっている単語はたくさんあるので、注意して学習していくと日中の文化の違いを感じ、より中国語学習が面白くなります!

 

 

お勧めレッスン: 中国語入門

池袋中国語コラム 中国語入門~発音

 

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中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国語入門者向けの方にお勧めの情報・ノウハウを提供しています。

【中国語入門~発音】

中国語の発音で最も使用されるのが単母音で、1つの音節の中に母音が1つだけ含まれています。母音は、日本語に例えるとあいうえおに相当する発音の基礎となる音で、2つ以上組み合わされ、切れ目なく発声されるものは複合母音となります。中国語には四声という音程の上げ下げがあり、音の変化によって意味が異なるため、正しい発音を身につけなくてはなりません。

日本語の発音に近いaやo等はあまり苦労はしません。aは日本語のアより口を大きく開け、はっきりとアーと発音し、oはオより唇を丸く突き出し発音します。日本人にとって発音が困難な単母音はüやe等で、üは日本語のウの口でイと発音し、eはエの口で小さくオと発生します。それぞれ声調(一声、二声、三声、四声)で意味合いが大きく異なります。

復合母音は、母音が2つ組み合わされた場合は二重母音、3つ組み合わされた場合は三重母音となります。始めをはっきり発音してだんだん弱くする音声と、始めを弱く発音し徐々に強くする音声が存在し、始めをはっきり発音するaiは日本語のアイとほぼ同じ発音となります。始めを弱くするiaは、口を横にひいてiを発音し、なめらかにアにつなげるとよいです。三重母音はiao等が該当しますが、真ん中の音をはっきり発音して後は弱く発音し、aを強く前後は軽く添える形で発音します。発音を上達させることコツは一番高い声と低い声を固定させることで、高低の幅が定まると、自由自在に声を上げ下げできるようになり発音に安定感が生まれます。

中国語の発音が日本語の発音に比較して力強く感じる理由は、中国語では息を出す方法や強弱を明瞭にしなければ異なる意味になるためです。
そのように中国語における子音では、発音時に息の強さや弱さが特徴的な有気音と無気音に分けられ、息の強さを意識せずに発音した場合、中国人には発音した全てが無気音に聞こえます。
日本語においては、息の強さによって意味合いが変化するという言葉は存在しないので特に有気音の発音の仕方について難しく感じますが、ポイントになるのは1つ1つの動作を意識的に行う事です。
有気音におけるpoという発音を日本人がする場合は、軽く上唇と下唇をあわせて軽く息を出すようにしますが、軽く息を出すような発音では中国人には伝わらないため、きっちりと上唇と下唇を力強く閉じつつ息の力で唇に隙間を空けるように発音すれば通じます。
また、有気音と無気音では息の強さに強弱の差異があったとしても声自体は大きくならない様子も抑えておくべきポイントです。
こうした中国語の有気音と無気温を正しく習得するためには繰り返し練習を積み重ねて身体で覚える事が重要なのですが、特に有気音に関しては破裂させるように息を力強く出して子音を発音した後、追いかけるようにして母音を出す事です。
さらに無気温は有気音のように口から息が多く出る発音ではないので、口内で音を響かせる事ができるように練習しましょう。

 

中国語の上達には、声調を意識することが重要です。声調には4つの種類が存在し、これらを総称したものを四声と呼びます。
まず最初の声調が第1声、これは高く一定した音を発することを指します。抑揚がなく、最もシンプルな発声方法となります。
次が第2声、こちらは低い音から高い音へ尻上がりに高くなっていくことを指し、驚いて思わず声が出てしまったときなどは自然とこの発声方法になります。
第3声は、低い音からUの字を描くイメージで音を高くします。低い音から更に低い音を出すのが基本ですが、最後にやや音を上げて終えるのが上手に発声するコツです。もし低い音のまま止めるのであれば、それは半3声と呼び、派生型の音になります。
最後が第4声、これは高い音から低い音へ急落することを指します。よくカラスが鳴くときに喩えられ、実際に声に出そうとするとやや難易度は高めです。

以上の4つの音をマスターすると一気に上達するのですが、そこに加えて軽声も意識すると問題ない発音となります。軽声とは連続して発音する際に起こる音の変化で、先述した四声を発した後にそれぞれ一定のリズムで音が高くなったり低くなったりするのです。
軽声にも全部で4つのパターンがあるため、合計8つの発声方法を覚えておけば中国語マスターへの近道になります。最初は難しく聞こえるかもしれませんが、日本語と変わらない部分も多いですので気軽に取り組んでみましょう。

 

中国語の勉強を始める前に、まずピンインについて理解しておく必要があります。ピンインとは中国語の発音表記法のことで、漢字の読み方をアルファベッドなどで示した記号のことを言います。中国語の漢字はとても難しい文字に見えるのですが、つまりはこのピンインを読むことが出来れば自ずとどういう発音をすればいいのかが判ります。
しかもアクセントマークも付いてるため、どう抑揚を付ければいいのかが判ります。実は中国の小学生も最初は漢字ではなくピンインを学び、上手な発音と表記法を知っていくため、日本人が勉強する際にも同じ方法を採用することが推奨されています。
そしてピンインには、独自のルールが存在しています。ピンインは全部で400通り近くありますが、その内の36個が母音で21個が子音です。この母音と子音の組み合わせさえ覚えておけば、400通りを全て把握しておく必要はありません。更に1つの漢字で読み方は1つというのが基本なので、慣れてくれば大体のパターンまで判るようになります。
日本語を例に考えると、日本語では1つの漢字に複数の読み方が存在するのが当たり前です。そのため海外の人からは難しい言語と考えられているのですが、その点で中国語は非常に単純明快です。
よってピンインの勉強をしていけば、読み方も発音も上達していきます。まずしっかりピンインを覚えることが中国語上達への基礎と近道です。

 

同じ漢字を使うので日本人にとってとっつきやすい中国語ですが、学習を始めると最初に躓きやすいのが発音の壁です。同じ音でも4つの声調があって、その声調が変化すると意味が全く別の言葉になることから、とりあえず単語ごとに声調を必死に覚えることになりやすいです。しかし、実際に会話をする際には少しでも発音しやすいように、特定の成長の組み合わせだと本来の声調通りアクセントをつけなくてもいい場合があります。この変調のルールを把握することが、中国語の発音学習で重要になります。

変調のルールはいくつかありますが、ここでは第3声+第3声と続いた場合のルールを覚えましょう。第3声+第3声のうち、最初の第3声の方が第2声に変化することになります。中国語を習ったことのない人でも知っている、こんにちはという意味の挨拶である「ニーハオ」も第3声+第3声の連続なので、最初の部分が第2声になります。他にも色々あるので勉強をしながら探してみてはいかがでしょうか。第3声+第3声の変調は表記上はそのままになっている点も覚えておきたいです。
その他にも「一」の第1声や中国語で否定を意味する「不」は第4声ですが、後ろの言葉の声調で変調します。第4声+第4声の連続した時だけ、最初の第4声が第2声に変化するパターンもあります。行かないという意味の不去というフレーズなどが該当します。「一」や「不」の変調は表記も変化しているので、学習する際には注意しましょう。

 

中国語では、言葉の途中で特殊な意味を持たせたり、わかりやすく明確に表現するために儿化を用いることがあります。これは音節の母音の部分をアルファベットのrの音のように微妙に変化させることで、日本ではアル化と言われることもある表現です。中国では正式には児化とも呼ばれており、これは子供に話をするときに表現を柔らかくするために使用されることもあるためつけられた名前となっています。
この表現は中国全域で使われるものではなく、特に東北部で利用される傾向が強くなっている表現で、東北地方の方言と考えられる面もあります。使い方としては動詞や形容詞を名詞化したり、子供に説明する際に利用したりといった使い方のほか、近年では幼児語として利用されることも少なくありません。しかし、最近では海外との交流が深まり海外のような表記をすることもあるため、実際にはあまり使用されないようになってきているのが実態です。
最近では儿化よりももっと自然な表現を使用することも多くなっており、単純に動詞や形容詞を日本のようにそのまま使用すると言う傾向が非常に強くなっています。さらにこの表記を近年では認めない地域も増えているため、特に若者はあまり使用しないと言う傾向があります。しかし発音が可愛らしく聞こえることから、特に意味もないのにこの表現を使用すると言うケースも多くなっており、特に女性の場合には自分を可愛らしく見せるために単語を儿化させることもあります。近年では言語変化も著しく、特段必要性は無いのに言葉を変化させてしまうこともあるため注意をすることが大切です。

 

 

お勧めレッスン: 中国語入門

池袋中国語コラム 中国語入門~中国語とは

 

“池袋中国語コラム”とは・・・

中国語学習者のための”池袋発”中国語学習に役立つコラムです。中国に関することだけでなく様々な話題を中国語を交えて紹介していきます。このカテゴリーでは、中国語入門者向けの方にお勧めの情報・ノウハウを提供しています。

【中国語入門~中国語とは】

中国は巨大な多民族国家なので、多くの言語があります。
中国語の標準語は北京語を基準に作られましたが、標準語は方言の壁を乗り越えるために誕生したものです。
広東省などの一部地域を除けば、テレビ放送もラジオ放送も標準語が共通の言葉として使われています。
学校での国語教育も標準語で授業が行われます。
日本人が大学や専門学校で中国語を学ぶ場合は、最も広く使われている標準語を学ぶことをお勧めします。

中国には広い地域に23の省と5つの自治区があり、さらに4つの直轄市があります。
行政区域ごとに言葉が異なるため、以前は異なる出身で言葉が通じないという問題がありました。
同じ中国人でも北京語を話す人が上海に行くと言葉が通じず、福建省の人が広東語を聞いても言葉が通じないという現象がありました。ただ言葉は異なるものの中国には漢字という共通点はありました。

中華人民共和国が建国された後、各地方ごとに方言を話していたので、北京語をもとに標準語という言葉を作ったのがその由来です。中国でも大学を出た学歴のある人はキレイな標準語を話す傾向です。方言は家族や同郷の仲間と話すときに用いられ、公共の場やオフィシャルな場では標準語が使われるのが一般的です。

日本でも人気がある香港映画は、広東語も使われます。長くイギリスの植民地だった香港では広東語が使われていましたが、最近は香港の人も標準語を使っています。北方出身の中国人でも広東語は理解することが難しいため、外国人である私達日本人にはなおさらです。
中国語を学ぶ場合、まず中国14億人の共通語である標準語を身に付けることを強くお勧めします。

 

国内に有数の世界遺産を誇り、その歴史を辿ると日本と密接に関わってきたのが中国です。現在の日本の風習や文化など至る所で中国の影響を受けていることを見つけることができます。中国で話されている中国語は世界中で16億人以上の話者がいる世界一の言語で、漢字を使っていることで日本人にとっても親しみやすい言語です。
中国の人口は現在14億ほどで、その国外でも2億人以上もの人がが中国語を話します。各国で華僑を形成し、その影響力は大きく、中国語を話す事ができると中国はもとより世界中でコミュニケーションが取れるようになります。

そして、中国語には大きく分けて標準語と方言の2つが存在しているのですが、北京を中心とした北方方言を中国では標準語として制定していて、教育機関や報道などで用いられています。
そのため、日本人が大学にて外国語を選定する際に中国語を選んだり、中国語スクールに通った場合に学んだ方がよいのは標準語の中国語です。
広大な中国の中の各地方で用いられているのが方言で、その国土の大きさのため各地方によって生活様式なども大きく異なり、存在している方言の数もとても多いです。
私達にも身近な漢字に関しては簡体字と繁体字の2つの種類が存在しており、中国の本土においては簡体字が使用されていて台湾や香港においては繁体字が普及しています。
こうした簡体字と繁体字の差異についても理解を深めておくと、中国の本土にて繁体字が使用されている企業や店名などを目にした際に歴史が深い企業やお店だと感じることができます。

 

中国語を学習し始めると「漢語」と「中文」「標準語」という3つの言葉に出会います。厳密に言うとそれぞれに違いがあり、中国語を学ぶ上でこの違いを正確に理解しておくとよいでしょう。
まず、もっとも日本人になじみのある中国語と言えば「漢語」です。これは文字通り「漢民族の言葉」ということで、中国人の97%ほどが漢民族です。残りの3%に少数民族がいますがこれと区別するための言葉とも言えます。漢字も「漢」の時代に作られた「漢民族の文字」ということで古くから日本に伝わり、広く使われています。

「中文」ももちろん中国語のことを指しますが中国人が使用する言語という意味であるため、「漢語」とまったくイコールではありません。中国の文字、文章、文学までも含んだ言葉になるので日本語での「中国語」に一番近い意味はこれにあたります。やや書き言葉といえるでしょう。

「標準語」は中国での共通の言葉という意味で学校や公共の場で使られる言葉です。中華人民共和国設立前は各地方で方言を話していたため、中国人がお互いに意思疎通できる言葉が必要になりました。主に北京で使用されている言葉をベースに取り決められ、北京周辺や東北地方主出身者の発音がきれいです。中国国内でも海外でも標準語が話せれば一番多くの中国人とコミュニケーションがとれるでしょう!

 

 

お勧めレッスン: 中国語入門

池袋中国語コラム “似是而非”

日本と中国は同じ「漢字」を使っていますが、まったく同じ漢字で意味が全然違う場合が多々あります。中国語を学習している方なら、そんな語句に出会ったことが数あると思います。今回のコラムで代表的なものを紹介していきます。

“似是而非”—-似て非なる日本語と中国語

日本の漢字は古(いにしえ)の時代に中国から学んだものである。日本人が中国語を勉強すると、初めは漢字で何となく意味がわかり、「中国語を理解できる」と思ってします。しかし、同じ形をした漢字でも、日本語と中国語の意味は全く違う。ここに中国語を学ぶ難しさと、その学習過程における日本人ならではの「落とし穴」があります。

中国語 日本語
単語 意味 単語 意味
手紙 ちり紙 手紙 てがみ、郵便物
研究

検討する、

相談する

研究 真理を究めること
就业 就職する 就業 業務に就くこと
就职 高いポストに就く 就職 職につくこと
部长 大臣、~相 部長 部の最高責任者
经理 部長、マネージャー 経理 会計担当
大意 不注意、うっかりする 大意 あらまし、大筋
检讨 反省、自己批判する 検討 詳細に調べる、考える
真面目 真相、真実、真価 真面目 誠実なこと、本気
感激 感謝する 感激 気持ちが高ぶること
格好いい、クール むごい、残忍な
スープ お湯、銭湯のマーク
汽车 自動車 汽車 列車、汽車
约束 束縛 約束 将来の取決め、約定
爱人 奥さん或いはご主人 愛人 恋人、愛人
老婆 家内、女房 老婆 年とった女
工夫 時間、ひま 工夫 考えついた良い方法
勉强 無理強い 勉強 学ぶこと
大丈夫 一人前の男性、亭主関白 大丈夫 問題ないこと

 

引き続き、似て非なる中国語紹介です。いくつ知ってる単語がありましたか?

中国語 日本語
単語 意味 単語 意味
ベッド ゆか、とこ
料理 処理する、切り盛りする 料理 調理、料理
人间 世間、人の世 人間 人物、人柄、人類
新闻 ニュース 新聞 新聞紙、定期刊行物
母親 若い未婚の女性
模样 容貌、身なり、格好 模様 様子、ありさま、紋様
结实 丈夫である 結実 実を結ぶこと
结束 終わる 結束 互いに団結すること
迷惑 戸惑う 迷惑 迷惑する
气味 におい、気配 気味 傾向を帯びていること
亲友 親戚と友達 親友 信頼できる親しい友
用意 意図、下心、意味 用意 準備、支度
野菜 食用になる野生植物 野菜 野菜、青物
二百五 まぬけ、うすのろ 二百五 数字の205
十三点 愚か者、まぬけ 十三点 点数の13点
上品 上等なもの、高級品 上品 気品がある
事情 事、事柄、用事 事情 事情

 

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池袋中国語コラム 発音-绕口令(早口言葉)

発音について紹介してきましたが今回が6回目で最後になります。その締めくくりとして「绕口令」、早口言葉を紹介します。日本人でも日本語の早口言葉は難しいですよね。ピンインも振っておいたので興味のある方は練習してみてください。

池袋コラム 绕口令 池袋コラム 1唇音練習 池袋コラム 2歯音練習 池袋コラム 3舌音練習 池袋コラム 4喉音練習 池袋コラム 5舌音牙音練習

いかがでしたでしょうか?今回はこれで終わりですがまた発音に関することが見つかりましたら紹介していきますね。

池袋中国語コラム 特徴ある発音

中国語を勉強し始めた人がまず最初に当たる壁が発音です。その理由として4声からなる声調は発音が同じでも声調違うと意味がまったく違ってしまうという点と日本語にない発音が複数あるからだと言えます。今回からはその発音についていくつか紹介をしていきたいと思います。まず発音が難しいものの1、2位を争うといっても過言ではない反り舌音を紹介します。

 

反り舌音池袋コラム 反り舌音対比1 池袋コラム 反り舌音対比3 (2) 池袋コラム 反り舌音対比3 (1)うまく読めましたでしょうか?うまく読めなかった方はスマチュで練習していただくか、中国語ネイティブと練習しましょう!

 

儿化音

 

”儿化音”についてです。儿化音ってなんだ?と思う方がいるかもしれませんが、分かりやすいのが漫画「キン肉マン」に出てくるラーメンマンとか「銀魂」に出てくる神楽ちゃんとかがしゃべる時に語尾で「~アル」って言うやつですね。日本人がみんなちょんまげしてると思われるくらい偏見ですが、日本人から見た中国人が「~アル」ってしゃべるイメージはここから来てるようです。特に北京とか北の人がこの「儿化音」をよく使います。ではその説明と練習を見てみましょう。

池袋コラム 儿化音1 -1儿化の性質:

普通語の中で母音のerだけで音節になることができます。またその他の音節と一緒に使うことでこの音節の母音と一緒に使い巻き舌になります。この現象を”儿化”と言い、この母音を”儿化音”と言います。この”儿”の中では巻き舌という動作だけでなく、儿化した音節はやはり一つの音節となります。漢字で表記する場合は”儿”を足して2文字となり、ピンインの場合は最後に”r”を付け足すだけで事足ります。例えば”根儿[根]”(gēnr)”花儿[花]”(huār)などがあります。

池袋コラム 儿化音1 -2

儿化の作用:

語義を区別します。例えば”火星”は太陽系の9つの星の一つを指しますが”火星儿”では火花を指します。”信”は郵便物を指し、”信儿”では伝言や便りのことを指します。

言葉の品詞を区別します。例えば、”画[描く]”では動詞ですが、”画儿[絵]”になると名詞です。”挑[担ぐ]”では動詞ですが、”挑儿[荷物を数える単位]”になると量詞になります。

池袋コラム 儿化音2 

 

儿化の作用:

感情表現に違いが出ます。ある種の言葉は儿化した後、ごくわずかな意味を含みます。話し手の好意、親しみまたは蔑視の感情が出てきます。例えば”冰棍儿[アイスキャンディー]”、”麻绳儿[アサ縄]”、”墨水瓶儿[インク壺]”、などの言葉は聞くだけでそれが儿化する前よりも小さいもののイメージを表します。

また、”小熊儿[小熊]”、”红脸蛋儿[赤ほっぺ]”などは親しみや好意を表します。”小偷儿[泥棒]”は一種の蔑視の感情を伝えてきます。

池袋コラム 儿化音3

 

軽声

 

軽声とは何でしょう?中国の標準語の一部の音節にはある条件のもとで元の声調が失われ、軽く短く発音されるものがあります。それを軽声と呼びます。では具体例と練習を見てみましょう。池袋コラム 軽声練習

 

 

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